答え板 答え板の記事は入替わります。みんなで投稿し答えを洗練させていこう。 |
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現代の神官=社会統合階級の欺瞞 |
四方勢至 |
何よりも柔軟な思考と大胆な仮説の提起が求められる現在、その最も反動的な妨害者として立ちはだかるのが、他ならぬ個人主義者たちです。かつて、自由・個人・権利etcの観念を中核とする近代思想は、輝きを放っていました。しかし、その近代思想も、 '60年代を通じて急速に色褪せてゆき、貧困がほぼ消滅した '70年をもって生命力を絶たれ、輝きを失って終います。 '70年以後(正確には '60年... 続きを読む |
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素人の社会活動29 私権時代の歪んだ思考(主張・説得・議論) |
岡田淳三郎 |
●まず、対象化すべき=追求すべき現実世界は、私権(闘争と身分)社会であり、私権の追求が現実の唯一の追求課題となる。●他方で、失われた本源充足を頭の中だけで取り戻し代償充足を得る為に、頭の中の本源価値を対象化した倒錯観念が作られ、人々は倒錯観念に強く収束すると共に、その倒錯観念がどんどん精練され、観念回路を覆い尽くしてゆく。●私権追求に収束した現実の存在と、頭の中の... 続きを読む |
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共認革命9 強制共認と発信階級の犯罪 |
岡田淳三郎 |
人類が共認動物である以上、私権社会と云えども人々の共認によって社会が統合されるという原基構造は、不変である。しかし、私婚・私権の共認にしても、その延長上の市場拡大(=豊かさ追求)の共認にしても、私権社会を統合してきた共認の中身は、全て外から( '掠奪闘争=戦争によってor上から '統合階級によって)押し付けられた共認、つまり強制共認でしかない。人々は、自分たちの集団や社会... 続きを読む |
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18422 |
前夜の意識状況1 答えがないので、課題捨象 |
四方勢至 |
経済破局にせよ、精神破壊にせよ、環境破壊にせよ、それらの危機は全て観念によって把握された危機であって、(現段階では未だ)本能を直撃する様な危機ではない。同様に統合不全も、つきつめれば答えが見つからないという観念統合の不全である。また、社会統合を担うのも観念であり、生存圧力を脱した現代の社会統合とは、観念統合に他ならない。つまり、生存圧力を脱した現代においては、危機... 続きを読む |
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18571 |
前夜の意識状況3 無用となった感応観念(価値観念や規範観念) |
四方勢至 |
自我・私権やそれを正当化した規範観念や価値観念は肉体的に(=自我回路や共認回路で)感応するのに、危機・課題は観念によってしか(超肉体的=超感応回路的にしか)認識できない。この感応回路と観念回路の認識位相の違いが、パラダイム転換を超困難にしている直接の理由である。●性権力支配や精神破壊に対しては、旧規範が危機を感応する。しかし、それは近代市場に裏打ちされた価値観念(恋愛... 続きを読む |
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18717 |
構造認識の現況1 否定意識や自我観念から脱却できない近代人=現代人 |
四方勢至 |
1.古代・中世の社会は、基本的に集団(統合)原理に基づく身分序列の社会である。従って、規範観念や価値観念で社会を捉えることが出来た。しかし、市場社会は、集団を超えた交換(統合)原理に基づく社会であり、もはや感応観念で社会を捉えることが出来なくなった。(例えば、自由・平等・博愛etcの価値観念で社会を考究しても、ユートピアにしかならない。)そこで、感応観念に対する不信or... 続きを読む |
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18718 |
構造認識の現況2 特権知識階級の商売道具と化した「構造認識」 |
四方勢至 |
4.そして’70年、貧困の消滅によって否定派の「構造認識」も肯定派(自我派)の「構造認識」も共に生命力を断たれて終う。一言で云えば、考究する原動力となっていた否定意識や自我などの潜在思念が衰弱し、本当に追及したいことが無くなって終った(つまり、思考停止状態に陥った)のである。にも拘らず、私権の衰弱によって社会的な身分序列の頂点に君臨することになった大学の体制化とそれに... 続きを読む |
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19273 |
全てのネックは「答えを出せない」という一点にある |
四方勢至 |
思考停止の原因と突破口〔図解〕http://www.rui.jp/docs/link/shikata011224.jpg人々は、’60年以前から豊かさ追求・解脱追求に埋没し、過半の人は「自分だけ」「お金だけ」という私権観念によって思想を捨象or忌避していた。とは云え、貧困と抑圧が残存する限り、一方で思想は輝きを放っていた。その意味で’60年安保の敗北と’70全共闘運動の敗北は、人々に思想への失望を植え付け、無思想化へ... 続きを読む |
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32569 |
超国家・超市場論19 もう、傍観者=インテリ統合階級は、要らない |
四方勢至 |
既に述べた様に、人類の命綱は共認にあり、従って認識形成こそ社会形成の生命部である。ところが、これまでは人類の命綱である共認形成の要(かなめ)の位置に、学校(教師)や大学(学者)やマスコミ(報道人や文化人)が陣取り、一握りの知識階級が人々を染脳し、共認を支配してきた。しかし、学者や文化人やマスコミは、教育や研究や発信を業とする特権階級であり、社会の単なる傍観者に過ぎない。... 続きを読む |
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参考記事
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