学者とマスコミはグルで頭脳支配
84622 肺がん・たばこ問題の本質は「共認支配」にある
 
阪本剛 HP ( 31 SE ) 05/01/25 PM11 【印刷用へ
> 常々思うのですが、健康問題を云うなら喫煙問題と同時にマイカー(生産車数<個人車数だろう)の排気による大気汚染を問題にすべき事です。(56943 「喫煙→肺癌リスクは、おかしな常識だ。」松本さん)

 私も、肺がん増加の主因は自動車(排ガス)の増加ではないか、とにらんでいます。

■関連性はすでに疑われている
 実は、自動車の排ガスと肺がんの関連を示すデータは既にいくつも発表されています。
 例えば、幹線道路の近くに住んでいる人は、肺がんになる確率が1.77倍、胃がんになる確率は1.68倍(90〜94年)になっていたことがわかっています。(2004年10月発表)
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 がんだけでなく、精子製造能力を低下させたり、胎児に影響を与えるということもわかりつつあります。
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■増えつづけている自動車台数
 以下のリンクは、自動車台数のグラフです。
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 これを見ると、1975年からの30年間で、3000万台弱から、7700万台超へと、自動車台数は2.5倍に増えています。
 また、肺がんを含めた呼吸器系のがん死亡者数は、30年間で、およそ5倍に増加。
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 素人目には、どう見ても関連付けて考えるのが当然だと思うのですが、しかし、国は、なぜか、健康被害と排ガスの関連性を否定するのです。
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■過去最高のぜんそく患者数
 たばこよりも、排ガスの影響が大きいことを示す傍証となりうる現象があります。
 それは、小児ぜんそくの急増です。罹患率(りかんりつ)が過去最高なのです。
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 増加の仕方は、10年前の倍。小学生の3.1%の子供がぜんぞくにかかっています。(ちなみに平成16年度で、小学生の数は約720万人)たばこ犯人論者は、たばこを吸う人の数が、倍に増えたとでも主張するのでしょうか?

 二つ目は、肺がんの世界的増加です。
 肺がん増加は日本だけの問題ではなく、世界中で起こっているのです。しかも、世界のたばこの売上は低減傾向をたどっています。
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 喫煙者数は減っているのに(81272)、もう一方の原因と考えられる、自動車は増えつづけているのですから、疑われるのは当然です。
 しかし、これまで大きな声で非難されたことはありません。なぜでしょうか?

■発信階級のパトロン
 以下のリンクは、業種別の広告費のグラフです。
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 自動車および関連産業は、03年度で、2500億円弱、全体比で約7%を占めています。 
 (ちなみに「日本たばこ産業」の広告宣伝費は00年度で230億円強。)

 つまり、自動車業界は現在のマスコミ=発信階級たちの飯の種、パトロンなのです。
 自分のスポンサーの批判は、現在のマスコミにとってはタブー。スポンサーに対する疑惑、批判など口が裂けても言えません。ですから、いつまでたっても社会共認の表には出てこないのです。

 自動車関連産業には就業人口の8%を超える500万人以上の人間が働き、輸出額の2割を自動車が占めます。
 もし、自動車の消費を冷え込ませるような声が高まれば、市場拡大、景気回復といった現在の統合階級の基本方針が覆(くつがえ)ることは明らかです。
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 発信階級・統合階級は自分の私益確保のために、事実を故意に隠している疑いが濃厚です。
 つまり、肺がん・たばこ問題の本質は「共認支配」にあるのではないでしょうか?
 
 
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