共認心理学:現代の精神病理
82994 安心基盤
 
河野梨恵 ( 25 徳島 OL ) 04/12/22 PM10 【印刷用へ
大勢で行動したり、たくさん人がいる所に行くのが苦手。
みんなにいろんなイベントごとに誘われたりしても、そのときはいきた〜い!と思うんだけど、その日が近づくに連れて、なんだか「やっぱり行きたくない病」が出てきちゃう。

一人でいるのが好き。一人のほうが楽。一人でも何でも楽しめる。
と思ってた。思い込んでた。そういうふりしてた?

ほんとはすごくすごく不安だったんだと思う。みんなと一緒にいたいのに、一緒に楽しみたいのに。でもなんだか怖いから、「私は一人で大丈夫。」って観念武装して、感情に蓋してた。

じゃ、その「怖い」の中身って?

幼稚園の頃から中学校の途中まで、1年に何度か必ず回ってくる仲間外れ。何にも悪いことしてないのに、なんで無視されるの?仲間はずれにされるの?不安や孤独感に襲われるけど、先生にも、親にも、自分が「仲間外れされてて、悲しい。辛い。」なんて言えなかった。

辛い思いするんなら、はじめから一人でいればいい。そっちの方が楽。って、高校に入ったぐらいから思い始めたと思う。

引きこもりにもならなかったし、友達にも不自由しなかったし、楽しい学生生活も送ってきた。
だけど、ふとした瞬間に、「怖い」感覚が甦ってくる。不安感に襲われる。昔のトラウマから逃げ出せない。
どんどん観念武装して、自分に蓋をして、頭でっかちになってしまった。
さすがに支えきれなくなって、とうとうへたってしまった。

こうやって、今苦しんでる根源が、幼少時代のいじめのトラウマからだってわかったのが最近。あ〜、そうか〜。ってそのときはすごくスッキリした。
でも、次のステップへどうしても進めなくって、足踏み状態。どうしたらいいんだろう。どうしたら抜け出せるの?ってずっと悩んでて、「結局、最後の壁は、やっぱり自分なんかなぁ。」って思ってしまった。

そんな時、みんなで「変わりたいのはなんで?変わるって何?」って話をした。

自分が変わりたいけど、変われないのは何でか。不安の中身(いじめ体験)を打ち明けていると、緊張が緩んで涙がでてきてしまった。ずっと、みんなに発信したかったんだって、再確認した。
みんな、「実はみんな一緒なんだよ。だから大丈夫だよ。あせらなくっていいんだよ。」ってニコニコしながら話を聞いてくれた。
安心して、また涙が出てきた。

みんなが「怖い」とかっていう不安感を克服していくには、どうしたらいいかって精神分析したり、感謝のトレーニングをしても、結局個人の課題になってしまえば変わらない。

みんなのいる中で、みんなで共認して、みんなの課題化することで、『みんなが受け入れてくれる。みんな一緒なんだ。』という安心感を得られて初めて、やっと、可能性が見えた気がした。

「みんな」が「安心」に変わった。
みんなに感謝。ほんとうにありがとう。

 
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