市場の支配構造(金貸し支配)
332795 市場論・国家論14.戦後の東西冷戦を作り出したロックフェラーの世界主義と共産主義
 
岡田淳三郎 ( 70代 経営 ) 18/01/18 AM00 【印刷用へ
実現塾の要約です。
・こうして1次大戦はロックの圧勝で終り、共産主義国家ソ連邦も実現した。しかし、ロスチャは死んだ訳ではなく反撃を開始する。それが1929年、NY大暴落を皮切りとする10年に及ぶ大恐慌である。
しかも、中国、日本をはじめアジアは相変わらずロスチャの支配下にあり、ロックにはアジア進出の足掛りが殆どない。
・そこで、ロックは欧州だけではなくアジアも含めたもっと大掛かりなロスチャ潰しの手を打つ。それが第二次大戦である。そこでも使い捨ての駒として使われたのはドイツ(ナチス)であり、日本(天皇一派)であり、ドイツと日本は戦火に包まれ破壊され尽くして終戦を迎えた。要するにナチスも天皇一派も、ロックに乗せられ騙されただけである。
・この2次大戦もロックの圧勝で終り、完全に世界の覇権を握ると共に、新たな共産主義国家・中共を成立させ、東(ソ・中)VS西(米・欧)という東西冷戦の構造を作り出した。同時に、ロックはユダヤ国家イスラエルも建国している。

・ユダヤのタルムードは世界支配の妄想に貫かれている。しかし、ユダヤ人自身は、どんな国家に住みたいのか?それは、どこにも書かれていないが、そのモデルが共産主義国家やイスラエルのキブツ(農村共同体)なのではないだろうか。つまり、ロックフェラーはタルムードや共産主義を信奉していたのではないだろうか?本来、金貸しにとって、何らかの宗教や思想にのめり込むことはタブーであるが、元々ロックは金貸しではない。
・ロック自身が世界支配や共産主義を信奉していたとすれば、2次大戦時のルーズベルトの周辺には多数の社会主義者が存在していたという事実(それに対するロスチャの反撃が’50年代の「赤狩り」である)、あるいはロックの傍流であるネオコンが元々は極左集団であるという事実とも符号する。
・更に言えば、9.11以降のロックの余りにも見え見えのズサンな行動は、追い詰められた過激派の暴走と似ているようにも見えるが、どうだろうか?

・20世紀は、ロックフェラーが好きなように世界を動かしてきた。だが、ロックは、世紀末までそれを全うすることが出来なかった。1986年、金融のプロ・ロスチャイルドの本格的な反撃が始まったからである。それが、ロスチャ(ゴールドマン・サックス)が仕掛けた株価バブルである。
’86年の東京バブルを皮切りに、’95年・’03年の二度に亘るNYバブルを通じて、ロックは敗北を重ねて資金を失ってゆき、’08年リーマンショックで遂にロックの資金は底を尽き、ロスチャの軍門に降るに至った。そして、この敗北過程の中でロック勢は、大番頭キッシンジャー派とネオコン派に分裂する。
その際、キッシンジャーがプーチン・習近平・トランプ側についたのに対して、ネオコン(ブッシュ、クリントン、ジョージ・ソロス)は軍需産業とCIAを拠点にテロ戦争を繰り返してきたが、プーチンの勝利宣言によってそれも終結した。ネオコン派の拠点CIAが軍に制圧されるのも時間の問題だろう。

なお、ネットでは、未だにNWOとかイルミナティーとかの言葉が飛び交っているが、混同してはならないのは、そのような世界支配を企んで来たのはロックだけであり、ロスチャにはそんな妄想はないという点である。そして、今やプーチン・習近平・トランプという民族派がロスチャをも抑えて主導権を握ったという点から言えば、グローバリズムという言葉さえも死語と化してゆくだろう。
このように見てくると、結局、ロックフェラーが作り出した全ては消滅し、何も残っていないことに気が付く。それも当然で、全てはロックフェラーの妄想に過ぎなかったからである。それに対して、1000年以上も存続し、今なお強大な力を保持しているサボイ・デルバンコ・タクシスetc.旧金貸し勢の徹底した現実直視の姿勢とその凄まじい先読み力・計画力には見習うべき点が多い。
果たして、人類は、彼らを凌ぐ能力を身につけることが出来るのか?
 
 
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