日本人の起源(縄文・弥生・大和)
315535 秦氏は日本史を見る上で重要な位置にある。
 
田野健 HP ( 55 設計業 ) 16/05/23 AM01 【印刷用へ
先週の実現塾「日本史」で登場した神社ネットワーク。
大和朝廷の時代から日本は表も裏もこの神社ネットワークが渡来人と土着民、渡来人同士、支配者と被支配者、権力者とそれを操る黒幕といったように様々な場面で力を持ち、ほぼ現在まで機能している。

その神社ネットワークの過半を占め、動かしているのは秦氏である。
るいネットでもこれまで最大渡来人であり、技能集団である秦氏について様々な投稿がなされてきている。秦氏とは何かを浮かび上がらせる意味で、それを抜粋で紹介しておきたい。秦氏を解明することが日本支配史の解明に繋がる。
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270558秦氏とは何か(1)
日本の古代において最も多くの人口と広い分布を誇る氏族はなんだろうか?多くの古代史家の見るところ、藤原氏でも蘇我氏でもなく、物部氏でも大伴氏でもない。おそらく渡来系の秦氏に違いないと言われている。

「日本古代人名辞典」著の竹内理三によれば秦氏は「殖産的氏族」と呼び、平野邦雄氏は「非貴族的・非官僚的体質を持った、著しく底辺の広大な在地的土豪氏族」であったと述べている。山尾幸久氏は「財力と労働力を提供して政治を動かしている隠然たる実力者」「黒幕的存在」と表現する。また加藤謙吉氏は「中央政界の一線で活躍する事はあまりなく、むしろ大和朝廷や律令国家の基部を支える役割を果たした氏族」であったとしている。

270559秦氏とは何か(2)
彼らが大陸から移住してきた人々であるのは間違いないが、「日本書紀」が説くように百済から来たのか、「新選姓氏録」にあるように秦の始皇帝の子孫なのか、あるいは新羅から来たのか、確かなことはわからない。私の推測では中国の秦の遺民と称する人々を中心に、新羅、百済など朝鮮半島各地の人々も含まれていたものと考える。

彼らの人口は17万人ほどとみられ、仮に6世紀前半頃までの日本の人口を4百万人で計算してみると、全人口の約5パーセントになる。他のどの氏族より人口を持っていたらしく、それが彼らの経済力の源泉だった。

時を追うにつれて官僚としてよりも、豪族としての貌の方が強まっていったという点では秦氏と蘇我氏は似ているようにもみえる。ただ、秦氏が蘇我氏と大きく異なるのは、秦氏はある時期から政治と距離をもち、王権に対して反乱を起したりした事はなかったということ。そして地方にも各地に経済基盤を築いて生産を進め、中央の秦氏と互いに支え合っていたことであろう。

190717新羅系秦氏について
秦氏の渡来は五世紀後半以降、数度にわたりあったとされている。秦氏は新羅系加羅人と思われる。六世紀半ばに加羅は新羅に吸収されるが、その前から加羅には新羅人が多く住んでいた。秦氏もそういう一族である。「辛国」のカラとは、秦氏の故地である「加羅」を指している。

307607秦氏はユダヤ系の技術集団
応神天皇の時、記録にあるように、大陸から渡ってきた秦氏一族(120−127県(あがた)=数千人から1万人規模)が、 天皇に協力し、大和朝廷の設立に初めから関わったことになる。
また、このときから急に古墳が巨大化し、秦氏の土木技術が用いられたと考えられる。
秦氏は、朝鮮東部の新羅経由で日本に来たが、 新羅は中国大陸からの漢族以外の逃亡民(秦人、新羅は元、秦韓と言った)で構成されており、 五胡十六国時代の前秦滅亡(394)、後秦滅亡(417)と時代が一致している。

驚くべきことは、大和朝廷を建て上げるために天皇家を大いに助けた秦氏一族は、 クリスチャン、しかも、ユダヤ教的な(あるいは、ユダヤ人の)、 しかも、原始キリスト教徒(一部、景教徒も含む)であったことである。 それは、秦氏が設立にかかわった宗教的な建物や習慣に、 ヘブライ語や旧約聖書の儀式・慣習といったユダヤ性だけではなく、 新約聖書からの教理や教えが、秦氏が渡来した初めから含まれているからである。

280259秦氏一族の歴史
秦氏一族が日本に来る前に、朝鮮半島東北部の新羅(4c中−935)に在住していたことは、秦氏の住んでいた地域から出る瓦紋(かわらもん)が新羅のそれであること、奈良の斑鳩(いかるが)の中宮寺にある弥勒菩薩像が当時熱心な弥勒信仰があった新羅の様式であること、などから、現在の定説になっている。(日本に渡来した時に自らを百済出身としたという日本書紀の記述ではうそを言っているのであり、新羅出身と言えば百済と同盟していた日本の敵国出身になったからである。)

チベット系の羌(キョウ=タングート、蔵人)が384年後秦を建国し、わずか33年後に後秦が滅亡(417年)したが、その新羅へ逃亡した民の末裔が秦氏一族であるという説がある。
そして、この羌は、アミシャブが発見した現在の中国四川省の少数民族の羌岷(チャンミン)族と同じである。羌岷族は、後秦滅亡の時、山地へ逃げた民の末裔である。この説によれば、秦氏は、マナセ族の末裔であることが考えられ、新羅経由でそこに長居することなくほとんどすべてが日本に渡った。
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まとめると秦氏は400年頃に新羅から伽耶(加羅)経由で1万人の技術者集団をまとめ、日本に入ってきたチベット系の末裔となる。
また、その信仰にはユダヤ系が入っており、さらなる出自はユダヤ人である可能性もある。
渡来時から既に最大勢力のまとまりを持っており、その後の日本史の中で「財力と労働力を提供して政治を動かしている隠然たる実力者」「黒幕的存在」となっていった。
秦氏は黒幕たる所以は日本史の中では表舞台に登場せず、従って日本書紀にも日本史にも全く登場しない。
蘇我氏や藤原氏、平安遷都、室町時代の南北朝、明治維新、日本の支配者が移り変わる過渡期には背後で秦一族が動いていた可能性が高い。
 
 
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