子育てをどうする?
290644 【子育て】スキンシップによって腸内細菌の活性化を促す
 
rino 14/05/26 PM08 【印刷用へ
>赤ちゃんの脳の発達、情緒的・社会的行動の発達にとって、決定的に重要なのは、接触(スキンシップ)と、母親が身体につけて赤ちゃんを運ぶ(おんぶ)行動なのです。

>特に乳幼児期にたっぷりとスキンシップをしたほうが、依存心を減少させ、自立心を育てるのだということも、もうお分かりだろう。
抱っこ、おんぶ、添い寝は、ぜひお勧めしたいスキンシップなのである。(221912

脳の発達や社会性、その他の様々な点から、子育てにはスキンシップが重要というのは、良く言われるが、腸内細菌の活性化にもスキンシップは重要である。

何故なら、生まれたての赤ちゃんには腸内細菌がいないからだ。
生まれた後の環境によって腸内細菌の構成や数が決まり、胎児の期間にどれだけ腸内細菌を増やすかが健康な身体つくりの基礎になる。

以下、リンクより引用

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■胎児には腸内細菌はいない

お母さんの羊水の中にすんでいる胎児の腸内はきれいなものだ。羊水が無菌状態だから、胎児の腸も無菌である。

無菌環境の胎児から、一転、生まれでたほやほやの赤ちゃんには、どっとお母さんの細菌たちが押し寄せてくる。そうすると、たちまち、赤ちゃんはお母さんと同じような腸内細菌たちを持つと考えるだろうが、ところが、そう簡単ではないのだ。

そこに、ほかの環境からの細菌も住み着く機会が生じるのだ。そこで、前に述べたように、産院の赤ちゃんたちの腸には同じタイプのビフィズス菌が住むようなことも起きるのだ。

腸内環境は生まれ立ては好気的である。好気的というのは酸素が含まれているということ。そのような腸内環境は、腸の主要な嫌気性細菌たちにとっては酷な環境である(嫌気性細菌とは、空気が嫌いな細菌ということ)。したがって、多種類の嫌気性細菌の住み着き具合にはある程度の時差うまれる。

そこで、生まれ立ての赤ちゃんは居住環境の影響を受けるのである。前に述べたように、産院で生まれる赤ちゃんと家庭で生まれる赤ちゃんでは腸内細菌たちの構成が違うのはその事情から生まれるのだ。また、後で述べるが、母乳か人工乳かで、時系列で見ると、腸内細菌の構成も違ってくるのだ。

胎児から赤ちゃんになって、有菌世界に躍り出て、腸内細菌たちが住み着くには、それなりの自然の環境の影響を受けながら、1年あまりの時間を経て、ほぼ、大人並みになるのがふつうである。その間に環境によって、個人差が生れる。

細菌を含む多様の環境が、そこに生きる子供の腸内細菌の構成をはじめ、個性に影響することは、あなたにも想像できるだろう。だが、こと腸内細菌の個性は、産院を経ることで、少しばかりの危惧がありうる。もちろん、それはすぐに健康に影響するものではないが、アトピーのような現代病に気を遣わなければならないような危惧は避けられない。


■スキンシップで腸内細菌の多様性を

赤ちゃんの腸内細菌の多様性を確保する方法のひとつには、多くの人との接触、スキンシップがある。でも、大事な子供が病気になるのが怖い。そういう気がかりもあるだろう。それでは、お母さん(お父さん)の両親、祖父母との接触の機会を増やしたらいいだろう。

前に述べたが、昔のように母親の実家でも、嫁ぎ先でも、家庭で出産するのがいいのだ。さらに、祖父母がいっしょに生活している場所ならさらにいいのだ。そこには遺伝的に適合した親和性が高い細菌がたくさんいるからである。

(略)

母親にしてみると、幼い子供の健やかな成長を願うのは当然である。そこで、気になるのは、消化のよいもの、栄養価の高いものを子供のために与えるのだ。自分の子供の成長がよその子供より遅れるのが心配になるだろう。

そこで、ハチミツを人工乳に添加したり、消化のよいものを与える。後で述べるが、ハチミツは乳児ボツリヌス症の原因になるおそれがある。消化吸収のよい食事は、肥満の温床を作ることにもなる。

子供の成長がいいのは悪いことではない。ただ、腸に住んでいる腸内細菌たちのことに、もう少し気を回してほしいものだ。食物せんいを含むような、消化の悪い野菜をできれば与えるのがおすすめである。

(略)

動物実験のデータだが、あらかじめ、腸内細菌の構成が成立する前に食物せんいを与えておく方が、食物せんいを利用できる細菌がたくさん住み着くというのだ。したがって、これは離乳食の内容が重要だということを意味している。また、食物せんいの摂取によって、細菌の種類も増えるという証拠でもある。

(引用終わり)

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291026 古代人の歯に付着した細菌から判る人類の進化の歴史〜現代人の口は病気の状態に置かれている〜 彗星 14/06/07 AM01

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