実現論を塗り重ねてゆく
253603 中国交易史6 (唐・五代十国)塩の密売人が唐を滅ぼす
 
小暮 勇午 ( 33 路上人 ) 11/06/28 AM01 【印刷用へ
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252117 1遊牧民が作った交易ルート
252118 2(秦〜漢時代)朝貢交易体制と中華思想
253335 3(五胡十六国時代)
        長い戦乱→土地に根差さない商人が大量に登場
253336 4(隋・唐)イスラム商人の活躍で、循環交易路が誕生
253337 5(隋・唐)中央集権と地方分権は交互に繰り返される
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■唐を滅ぼしたのは科挙に落ち続けて塩の密売人になった者

唐王朝が弱体化した原因は、徴税官を兼ねた地方の職業軍人(節度使)が存在感を増し、中央から半独立したことにあった。代表的なものに755年の安史の乱(安禄山:ソグド人=イラン系民族)がある。

しかし弱体化してもなお、唐は命脈を保ったのだった。相次ぐ地方司令官の反乱によって財政が逼迫した唐王朝は、『塩の専売』を始める。一時は財政収入の半分を占めるほとであった。
(※中国における「専売制」の歴史は古い。前漢の武帝が匈奴との戦いで逼迫した財政を再建するために鉄や塩などの専売を行った。)
唐王朝は財政を立て直すために、塩の値段をどんどん釣り上げていったため、必然的に塩の密売人が増えることになる。彼らは、中央政府よりも安値で塩を売ったため、庶民からの支持された。また、密売人同士の強固で広範なネットワークも存在していた。

一方で、隋の時代から科挙制度(官吏登用のための試験制度)が始まっていたが、合格率1%程度という高倍率の結果、何年もの間落第し続けるものも登場する。

こうしたことが重なって、「科挙を落第し続け、塩の密売人になる者」が登場する。最終的に唐を滅亡に追い込んだ黄巣たちも、こうした人物だった。

■五代十国時代 唐が滅亡しミニ海洋交易国家が乱立

907年に唐が滅亡し、五代十国時代と呼ばれる戦乱時代に突入する。唐時代の徴税官を兼ねた地方の職業軍人(節度使)が乗っ取りを繰り返した時代であった。

この時、長江下流に南唐や呉、沿岸部に呉越、ビン、南漢などといったミニ海洋交易国家が登場し、海上交易を通じて競って国力を増強させていく。


☆高倍率の科挙制度によって大量の落第者が生じる
→彼らは、インテリでありながら、中央政府への反感を強めた
☆財政再建の必要から、塩の専売を始める
→塩の密売人が跋扈する原因となった
★「科挙を落第し続けた結果、塩の密売人になった者」が、唐を滅亡に追い込んだ(黄巣の乱)
★商人の横の繋がりである幇(バン)が成立してから500年余り経っているが、王朝を転覆させることができるほどの力を付けていたと言える

☆その後、中国大陸は小国家が割拠する時代に入るが、江南地方の小国家が海洋交易に力を入れた。
 
 
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1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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