健康と食と医
250182 放射線被爆とがんの関係〜白血病@〜
 
太刀川省治 ( 51 建築士 ) 11/04/24 PM08 【印刷用へ
検診とか医療で行われるX線検査による被爆ははきわめて微小な量であるので安全で、それと福島第一原発事故の影響を比較する説明が、原発維持派、断固反対派とも説明を多数見られるが、検診程度の被爆線量であってもがん死を増加させ、明らかに連関しているらしい。

香川県の一開業医が放射線被爆とがんの関係を、データを示しながらネット上に論文を発表しています。

以下、「検診と放射線」(リンク)から一部転載します。

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放射線被曝は検診とか医療のほかにも色々なことで起るので、検診や医療による影響だけを正確に知ることは難しい。
だが、医療では危険の疑いのあることは避けるのが常識で、薬では生命の危険があれば使えない。平成16年1月英国の医学雑誌ランセットは、「日本のがん死のうち3.3%は医療被曝によるものである」との論文を掲載した。

(中略)

   白 血 病     

 我が国の白血病死亡率の動向では以下の特徴がある。
1 1945年以後大気圏内での核爆発実験が盛んに行われ、日本でも白血病による死亡率が増加するが、世界の国々の中でも増加が長期間続いている。
2 1950年より 結核予防法による学童検診が全学年で実施されていたのが、1972年に小・中・高等学校入学時に限られたとたんに5〜19才の白血病死亡率が減りはじめ、1990年には1945年以前と同じところに戻っている。
3 20才以上の年令層では、1990年まで増加が続き、その後減少はしているが、減少率は20%以下である。20才以上で続けられている職場検診も影響もあると考えられる。
4 がん検診の行われている 40才以上では、高令になるほど白血病死亡の増加が著しく、世界でも例のない増加であるが、この原因は問題になっていない。

   大気圏内での核実験による白血病増加

核実験で大気に放出された放射性ストロンチウムは大地に取り込まれたあと、食物連鎖を通して人間の体内に入り、骨髄に沈着して白血病を増やす。食欲の旺盛な若年者ほどストロンチウムが骨髄に取り込まれる量も多く、白血病も多く増えると考えられる。
ところが1955年以前の胸部検診による影響が少なく、白血病増加が核実験の影響で起っている時期でも高令者ほど白血病が増えている。しかも、今も高令になるほど白血病死亡率はたかいままで、高令であるほど放射線被曝による白血病の危険が大きいことになる。
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