子育てをどうする?
230550 観念機能は、充足するためにある。
 
今村恵 ( 27 母 ) 10/04/23 PM00 【印刷用へ
現在3歳8ヶ月の娘がいます。
これまで無意識に子供が言葉を獲得する過程を楽しんできましたが、谷光さんの「ともに見ること=共同注視」と観念機能の獲得の投稿99989を読んで、生まれたばかりの子供が言葉を獲得する様子はまさに人類が観念機能を獲得していく過程と同じなんだと改めて気付き、感動しました。子供の言葉の遅れなどで悩んでいる母親たちにもぜひ実現論を読んでもらいたいです。

実現論1_6_03
>人類は、生存課題の全てを本能⇒共認⇒観念(精霊信仰)へと先端収束させる事によって、観念機能(→二〇〇万年前の言語機能を含む)を発達させ、その事実認識の蓄積によって生存様式(生産様式)を進化させていった。

実現論1_6_04
>この観念機能(特に言葉)は、サルが頼りにする表情や身振りによる共認よりも、遥かに多様で容易な共認を可能にし、共認内容の無限の組み替えを可能にする。

実現論1_6_05
>人類の最先端機能たる観念機能は、あくまでも本能回路や共認回路を充足する為にある。もっと簡単に言えば、現実課題に応えるためにあり、行動を導く為にある。従って、観念機能は、精霊信仰以来一貫して目の前の現実世界(自然や同類)を対象化してきた。そして現実対象⇒事実認識の蓄積によって、人類の生存様式を進化させてきた。

娘が生まれてからの生活を振り返ってみると、本当に注視と同化、欠乏と充足の連続でした。

生まれてから保育所に預けるまでの8ヶ月間は、ごはんを食べる時も寝る時も毎日20時間は常に抱っこして娘をみつめていました。泣くしかできない娘のことを少しでもわかりたくて、泣き声やしぐさの変化で思いを汲みとろうとしていました。
話ができるようになってくると互いの気持ちだけでなく、目の前の他の対象、目の前にない事象(以前経験したことや離れていた時のできごとetc...)、夢の中の話や願望などを伝え合うことができ充足は広がるばかりです。

子供が言葉という観念を獲得していく時に親をはじめとしてすでに言葉を獲得している大人ができることは、発声方法を教えて語彙や知識を与えるというよりもまず、たくさん子供と見つめあって、子供と一緒にさまざまな対象を見つめて、知りたい聞きたい伝えたいという子供の欠乏をキャッチして繰り返し繰り返し一緒に充足体験を積んでいくことだと思います。

子供は文章力のなさや語彙の少なさから言いたいことがうまく伝えられずかんしゃくを起こすことも多々ありますが、「ちゃんと話しなさい」と否定すれば伝えたい気持ちがしぼんでしまいます。
伝えようとしてくれたことを喜んで、代弁してやり(子供をじっくりみつめていないとなかなか代弁できない)次からこう言えば伝わるよと導いていけば『うまく言えなかったこと』も次は『うまく言えた!』充足体験に変わります。

言葉に限らず育児書にある発達の目安やまわりの子供と比べて遅いとつい心配してしまいますが、生まれてたった数年しかたっていない子供の“できないこと”に目を向けてイライラしたり不安になったりするよりも、ひとつひとつの小さな“できたこと”をともに喜び合って、子供の『もっとできるようになりたい!』という欠乏を充足に変えていきたいです。
 
 
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観念は充足するために使おう☆.。.:*・° 「毎日のありがとう☆.。.:*・゜」 10/05/05 PM00
230948 Re:観念機能は、充足するためにある。 田中直人 10/05/01 AM01

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自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
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自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
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