市場の支配構造
210045 イルミナティの歴史@〜「イルミナティ」の創設者アダム・ヴァイスハウプトの家系〜
 
ぱち ( 30代 ) 09/07/03 PM06 【印刷用へ
以下は、れんだいこさんの「イルミナティの歴史」リンクより

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「イルミナティ」の創設者は、アダム・ワイスプト(Adam Weishaupt、1748〜1830年)と云われている。アダム・ワイスプトについては、「イルミナティー」に概述されている。それによれば、アダム・ヴァイスハウプトは1748年、バイエルン王国のインゴルシュタッドで生まれた。

 父親のヨハン・ゲオルグ・ヴァイスハウプトは著名な法学者であった。当時のパヴァリアを支配したマクシミリアン3世が進歩的思想の持ち主で、インゴルシュタッド大学に科学アカデミーを創設し、そこの責任者に進歩的なイックシュタッド男爵を任命した。男爵は、法学の硬学として名の通っていた甥に当るヨハンを教授として招聘し教育改革に当らせた。

 当時のインゴルシュタッド大学は、カソリックのイエズス会系学者たちの支配下にあり、この改革は、旧体制的なイエズス会系の学者たちと摩擦を引き起こした。ヨハンの息子アダム・ヴァイスハウプトはイエズス会神学校に学び、インゴルシュタッド大学法学部に入学した。 

 青年期のアダム・ヴァイスハウプトは、フランスの啓蒙主義や百科全書派の影響を受け、次第にイエズス会の宗教的規制を逃れ、学問的領域を広げていった。古代エジプト、ピタゴラス学派、ピタゴラス、ユダヤ教エッセネ派、グノーシス派について研究し、さらにはフリーメーソンに興味を持っていく。そういう思想遍歴を経ながら、「早熟な天才ユダヤ人」として頭角を現し、わずか20歳で法学の学位を取り、若干24歳にして教授、27歳のとき、法学部長となっている。

 アダム・ヴァイスハウプトは、次第に反イエズス会の思想に染まってゆき、反カトリックの熱心なオカルティストとなった。シンボルによる人間の意識への働きかけを考察し、オカルティックな古代の魔術的宗教性に凝った。その一つに数字的な拘りが認められ、例えば“666”数字を重視する。それは、宗教から政治への関心を強める道のりでもあった。アダム・ヴァイスハウプトは、カントに反対し、ロックを信奉し、理性の支配と世界主義の立場を主張した。これを「リーズン」( reason、ratio、 ラチオ、レイシオ)主義と云う。

 アダム・ヴァイスハウプトは次のように述べている。  「理性が人間の唯一の法典となるだろう。このことが私たちのもっとも大きな秘密のひとつである。ついに理性が、人間の宗教となるときに、その時に、問題が解決するだろう」。

 ヴァイスハウプトは、超エリートによる世界統一政府を構想し、暴力革命や陰謀、策略を巧妙に活用して現存する国家のすべての廃絶を主張し始めた。 急進的な社会改革思想を持ち、徹底した自由と平等を唱え、反キリスト教、反王制を唱え、ユダヤ王を世界の中心とする原始共産主義的な共和制国家の樹立を主張した。

 1773年、クレメンス15世によりイエズス会の解散命令が打ち出された。これにより、インゴルシュタッド大学内にイエズス会系と非イエズス会系学者の暗闘を引き起こした。アダム・ヴァイスハウプトのこの頃の立ち回りは不明であるが、一時期、大学での講義を禁止され、ミュンヘンに逃げるまでになる。その後、秘密結社の創設を企図し始める。
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イルミナティの歴史Aにつづく
 
 
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