マスコミに支配される社会
170930 人々が幻想刺激(テレビ)を捨て、観念体系(≒知の結晶物、鑑、経典)に収束する基盤は、【現実、実物収束】の潮流にあるのでは?
 
山田真寛 ( 40 経理 ) 08/02/15 PM08 【印刷用へ
>次代に必要とされる観念体系(≒知の結晶物、鑑、教典)は、「事実認識の体系=生物史を含む歴史認識体系」である。<170856

現状、観念収束の主たる敵対物、競合物である映像刺激、幻想刺激(テレビなど)は、視聴率を低下させてきてはいる。
しかし、改めて、それはなぜなのか。人々の収束不全に対して全く答えを出せないからと、これまでは考えてきた。しかし、もっと別の力が働いているのではないか?まだ、掴んでいない実現基盤(テレビ衰退の根拠)があるのでは?

>実は『実物収束』によって大きく包括されているという事が最近分かった。 具体に言うと、映画を見ると感情移入して見入る旧い世代に対し、客観的に非現実と捉えながらその背後等に肉薄して見る若者達。そういった若者達は、同じ金額を払うなら非現実の映画より、友人と食事をして会話を楽しむといった実物を選ぶというのである。<170762

かつて、映画にしろ、テレビにしろ、映像刺激、幻想刺激への収束が成立した根拠は、共同体の解体→解脱基盤の喪失にあった。しかし、現実の仲間関係→共認充足に収束する若者は、最早たいして幻想刺激(代償物)を求めてはいない。

'70共認原理へ転換し、'90〜仲間収束、規範収束、そして今や人々は現実課題収束している。これは幻想刺激から離脱し、現実の中に充足基盤を求める『現実、実物収束』の潮流である。そして、開かれた現実に向かっていく以上、現実を真正面から対象化した観念体系が求めらるのは当然だ。

この【現実、実物収束】の潮流こそが、テレビ(幻想刺激)を無用のものとし、観念体系(≒知の結晶物、鑑、教典)への収束を生み出していくのではないか。
 
 
 
 この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_170930

 この記事に対する返信とトラックバック
今や現実の方が断然おもしろい!! 「毎日のありがとう☆.。.:*・゜」 08/02/20 PM07
171195 “解脱”は“闘争”と一体であってこそ充足できる 宮崎未帆 08/02/20 PM00

  [戻る]  


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、50年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp