日本人の起源(縄文・弥生・大和)
136800 縄文人の集団規模と共認の関係
 
阿部詩織 ( 29 ) 06/11/08 AM06 【印刷用へ
縄文時代の集団規模が単位集団(核家族数単位分)であった理由について調べてみました。
鷲田豊明氏の「日本社会システムの起源」リンクによると、

>人々の生業に用いるべき時間が長ければ長いほど、集団性を維持するために必要な語りの時間を確保できない。したがって、共同性を維持できるような規模はこの語りに用いることができるような集団の能力に依存するのである。
>そして、集団の規模が増大にするにしたがって、全体的な共同性を維持することの困難もまた増大する。そして、原始社会の状況のなかでは、共同性を持続できる規模の上限がちょうど単位集団の規模だったと考えられる。
>「縄文時代の集落が小規模のままであり続けたという事実から読み取るべきことは、社会的な格差や個人の権威の突出を拒否し、平等性原理にもとづいた社会関係を維持しようとする確固たる姿勢である。彼らにとっての集落の理想像は、より大きな集落を作ることではなく、少人数でしか維持できない人間関係が維持されることにあったのだろう。」

とあり、共認により統合される縄文社会で集団を維持していくには、単位集団の規模以上は無理だったということがわかる。ひとつの集団が30人以上になることはなかったようで、そこが共認域の限界だったのだろう。
共認が命綱の縄文人は、共認が集団の規模をも規定していたんだ!!
 
 
 
 この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_136800

 この記事に対する返信とトラックバック
縄文:祭りは、集団を統合し集団を超えた?! 「縄文と古代文明を探求しよう!」 08/05/15 PM09
縄文時代の集落規模 「縄文と古代文明を探求しよう!」 07/05/04 AM10
149753 同化=共認の同心円で形成されていた縄文社会 麦秋 07/04/19 PM10
縄文と弥生〜その影響について〜 「共同体社会と人類婚姻史」 07/01/09 PM11
縄文草創期の石器大量発掘!! 「縄文と古代文明を探求しよう!」 06/12/29 PM08
三内丸山遺跡に400〜500人!? 「共同体社会と人類婚姻史」 06/11/29 AM10
縄文人と同化 「共同体社会と人類婚姻史」 06/11/28 PM10

  [戻る]  


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、49年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp