人類の起源と人類の拡散
125573 Re過酷だった人類の生活・・縄文人 平均寿命は12歳 人口は最大26万人
 
細田卓司 ( 55 現場監理 ) 06/07/12 AM00 【印刷用へ
縄文人は現生型のホモサピエンス(新人)であり、特徴的な縄文式土器のほか弓矢・舟・釣り針などの道具を持ち洞窟に住むことは稀でこれも特徴的な竪穴式住居に定住していました。縄文人の生きた時代の日本列島は極早期と晩期を除けば温暖で、植生は豊かな広葉樹・照葉樹の森に覆われていました。また寒冷地に適応した大型の草食哺乳類(ナウマン像や大シカなど)は、温暖化に伴い死滅し、従って肉食の大型獣はクマ,オオカミ程度でした。比較的自然外圧は低くまたそれに対抗する道具を(もちろん言葉も)持っていたはずですが、それでも人口や寿命を調べると極めて過酷な自然外圧であった事が分かります。

■縄文人の推定人口
リンク
12、000年前〜10、000年前 創生期  データなし
10、000年前〜 6、000年前  早期   20.100人
6、000年前 〜 5、000年前  前期   105,000人
5、000年前 〜 4、000年前  中期   261,300人
4、000年前 〜 3、000年前  後期   160,300人
3、000年前 〜 6、000年前  晩期   75、800人

最も気候的に安定していたと思われ三内丸山の大集落が営まれた中期がピークそれでも縄文人は26万人程度だった。

■縄文人の平均寿命
>縄文時代早期から晩期までの遺跡から出土した人骨のうち死亡時年齢が15歳以上と推定された男女合計235例のデータに基づいて生命表が作成され、寿命が推定されてます。ここで、15歳以上を対象としたのは、子供の骨の出土数が成人と比較して少なかったためでした。
>青森県の三内丸山遺跡でも子供と大人の墓は別な場所に作られていて、このような区別が子供の骨が少ない原因の一つと考えられています。作成された生命表で、15歳の縄文人の平均余命は、男女ともに16年となりました。では、縄文時代の平均寿命は、15+16で31歳でしょうか?
>いいえ、この中には15歳までに死亡した子供が含まれていません。このために、15歳までの死亡数については、18世紀前半のヨーロッパの生命表を適用することが試され、縄文人の平均寿命が15歳と推定されました。もちろん、縄文時代では18世紀のヨーロッパよりも子供の死亡数が多かったでしょうから、実際の平均寿命は15歳よりも若かったでしょう。これとは別に、15歳以上のデータを利用して統計的に15歳末満の死亡数を評価する手法からは、平均寿命が12歳と推定されました。これらの推定値から縄文時代の平均寿命は、10代前半であったと考えられます。
リンク

上記リンクのグラフを見ると15歳まで生き延びる事の出来た縄文人は≒30% 乳幼児の死亡率は50%以上
 
 
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