人類の起源と人類の拡散
99952 「進化」の「変化」
 
小林有吾 ( 25 東京 設計 ) 05/10/28 PM10 【印刷用へ
<例えば原生種でも、アフリカのサバンナにはライオンをはじめネコ科動物が6種もいる。さらに霊長目は、分類法にもよるが180−200種いる。その中でヒト科は、ホモ・サピエンスたった1種だ。この孤独な現状は、明らかに異常だ。

 確かに不思議です。今まで考えたことがありませんでしたが、仰るようにネコ科は、何種類も存在するのにヒト科は一種類。何故ヒト科はホモ・サピエンス以外絶滅してしまったのでしょうか。
 さて、これには様々な理由がありそうです。今回はあくまでも想像の域を出ませんが、この点について議論した気付きから私も考えてみたいと思います。
 私は、ヒト科が1種類しか存在しないのは、そもそも「進化」と言うものの形が変化したのではないか。と考えます。
 人類以前の「進化」というものは、いわゆる身体的な変化(足が長いとか、羽があるとかナドナド)で据えられていると思うのですが、その視点でいくと確かに現在の人類と似たものは、見当たりません。
 しかし、こう考えて見たらどうでしょうか。そもそも、人類とは、何か。それは、生物の中で唯一観念機能を持った生物であるということです。
 それを武器に人類は現在まで生き延びてきました。
私は、進化=外圧適応と据えています。このように考えた時、人類以前は、身体を変化させて適応してきたのに対して、人類は観念を変化させることによって外圧に適応してきたと考えることが出来るのではないでしょうか。
 つまり人類以降身体的な進化から観念的な進化に切り替わっていったのではないかという視点です。
 このように考えると、身体的な特徴で据えた現在の分類では、当然一種類しか存在しないのですが、観念=思想等で分別すると様々な種に分けられるのかもしれません。
 






 
List
  この記事は 5203 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_99952
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp