原始人類の婚姻様式と男女和合充足
96749 男と女は充たし合う為にある
 
布田貴士 ( 29 山口 会社員 ) 05/09/02 PM11 【印刷用へ
 露店において、このカードはあまり売れていない=語れていないので、その中身を追求したいと思います。

>男と女は、もともと一つのものが分かれたのではないか、と私は思う。だからSEXとは見方を変えれば、分かれた二つのものが一つに戻ろうとする行為とも言える。分かれた際、男は男的なる部分を、女は女的なる部分をたくさん持つことになった。それぞれ自分に足りない部分、つまり男は女的なる部分を、女は男的なる部分を求めてしまう。しかし、お互いが求め合ってもそれが得られないのは、すでに述べたとおりである。自分に足りない部分を相手から補って等分にしようとするのではなく、自分に多い部分を相手に与えて等分にしようとしたとき、二つに分かれてしまったものは元の一つに戻ることができる。そこには自分という名のエゴのバリアもない。(77769)

 この代々木忠著『プラトニック・アニマル』からの引用文は、概ね的を得ている答えの様に感じますが、必要な認識が少し足りないのでスッキリしない部分もあります。そこでこの語り口を切り口に考えていこうと思います。
 
・「男と女」この雌雄分化(という存在)において重要な認識は、統合と分化の認識であろうと思います。男と女というと分化(生物適応原理)から始まるように捉えがちですが、統合無くして分化は無い事を認知しておく必要があります。分化における適応原理と男女間を結ぶ統合原理に関しては「雌雄分化における統合」(50697)、そしてその引力―活力源(統合と分化に向うベクトル)は「場と課題を共有できる仲」(41298)が答えでしょう。
 
 であれば、男・女にそれぞれ足りない部分を求める(惹かれる)のでは無く、期待や評価を統合して初めて充足になるという統合の必要性にベクトルが向うと捉えるのが正しいです。

・「充たし合う」この充足し合う行為において重要な認識は、同化の認識であろうと思います。互いの同一視、対象同化の能力が統合へと導き、すなはち共認充足をもたらすものと考えられます。

 よって、二つに分かれてしまったものは元の一つに戻ることができるのでは無くて、同化による歩み寄りによって統合の場が共有できる(共認充足する)と捉えるのが正しいのではないかと思います。

 「男と女は充たし合うためにある」とは、統合と分化といった生命適応原理にはじまり、人類特有の対象同化能力が共認充足の場(統合軸)を創り、それに伴う活力上昇が膨らんでいく構造である。という重要な本来の男女関係(人間関係)を教えてくれます。

 露店において弟子・お手伝い期待の際、課題・役割・期待・活力システム等を伝える方法としても、この「男と女は充たし合うためにある」という認識を伝えきる必要があるのだと思います。
 
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