>その意味で、今回の郵政民営化をめぐる一連の社会の動きは、徹底的に社会構造と歴史構造を掘り下げて共認をはかるのに絶好の機会ではないでしょうか。<
(96393竹村さん)
竹村さんの仰る通りだと思います。
今回の衆議院選挙を前にして、政治家達は、与党は、郵政民営化、野党は、社会福祉や憲法をめぐる事項を争点にしようと躍起になっていますが、それを受け止める大衆側は、最早、それらの中身には、ほとんど可能性を感じず、興味を持っていない。
そもそも、市場拡大を前提とした、景気回復を信じているのも、一部の統合階級だけではないか。
では、何に注目しているのか? 強いて言えば、先の可能性が見えない現状から、何がしか、自信を持って、答えらしきもの(実際、大衆は、答えになっていないことには気づいているが)を発信する者に惹かれる。そして、政策の中身ではなく、政治家たちのやり取りにのみ興味を持つ。正に劇場政治。
こんな状況に終止符を打つには、社会的に、まともな共認形成、答え追求の場を作っていくしかない。
その意味では、今回の選挙期間は、なんで屋露店にとって、全面的に共認闘争を展開し、その存在意義を示す絶好の機会ではないでしょうか。
|
|