否定脳(旧観念)からの脱却
96415 共認で固定観念を変える。
 
清水志保 ( 23 大分 会社員 ) 05/08/25 PM00 【印刷用へ
>原始人は、絶対的な自然圧力を前にして、とことん自然を対象化し た。しかし、古代人は自然圧力ではなく(自然圧力に比べれば変革が容 易な筈の)敵対的な現実の共認圧力を絶対的な壁として不動視し、その 現実を否定的に捨象した。
換言すれば、古代人は現実の共認圧力を捨象して全く対象化しようとはしなかった。そして専ら、頭の中の本源回路を代償充足させる為の、感応観念(価値観念や規範観念)に収束した。(20054) 四方氏

何か問題があると感じても、それを捨象して感応観念に収束するだけでは何も変える事が出来ない。例えば古代の奴隷達は、奴隷制度を否定的に捨象して、古代宗教の教えで頭の中を代償充足させていた。かなり苦しかっただろうなぁ・・・と、想像しただけでも疲れてくる程だ。何故ならば、頭の中だけが現実とは全く違うところで物事を捉えているからだ。幻想の中で一瞬にして消え去っていく様な充足を得た所で、何も変わっていない現実を目の前に、生きる活力は湧いて来ない。

事実や現実ではなく、固定観念のもとで何かを考えようとすると、終いにはまたスタートラインへ戻ってきてしまう。出口が見えないのは、固定観念に縛られてしまっているからだ。

身近な話で言うと、一対関係。以前、友人の恋愛話を聞いた時に唖然とした事があった。彼らの間にあった固定観念は「一対である事が善。」というもの(私も嘗てはそうだった)。彼氏は彼女に、元彼との関係を示唆させるような物は全て処分させ、更には自分以外の男と連絡を一切取らせない様にと、携帯のメモリ消去を要求した。彼女自身、彼氏に対してやり過ぎだと感じているのにも拘らず、「一対こそ善である。」という固定観念が邪魔をして違和感を拭えないままで居た。当時は私自身もこの固定観念があったので、この話を聞いてとても苦しかった。確かに善は一対だという観念はあったが、彼氏という存在だけではなく、世代も超えて色々な男達と話をすることは楽しいという紛れも無い事実。答えが見えずにグルグル考え込む事しか出来なかった。とりあえずその場は、自分が我慢しさえすれば良いという結論に至った。でも、潜在思念で捉えると何も解決できていなかった。いつかはまた同じ事で悩む羽目になる。

固定観念で物事を捉えようとすると、上手く行かない事は多い。やはり最近感じるのは、潜在思念でどう感じたのかを共認するところから始める方が、断然出口(答え)に近付くのではないか…という事だ。

自分だけで、固定観念や社会共認の枠から一度出て物事を考える事にはかなりの抵抗があるが、るいネットの様な場所で周りの人々と共認しながら出て行くのはこんなにも容易い。固定観念=共認の物凄い影響力を改めて感じる。
 
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