素人による創造
9576 大衆の言葉の変化もプラス思考で
 
平川要 HP ( 22 佐賀 経理 ) 01/09/01 PM09 【印刷用へ
先日、ニュースを見ていたら、現代の若者の言葉の乱れの問題を取り上げていた。らぬき言葉や「だよねー」とかその他もろもろだ。

  しかし、これは昔からあったことのように思う。
例えば、江戸時代。江戸っ子はべらんめい口調でしられているが、もともとはずーずー弁もいいところだった。一九の「東海道中膝栗毛」を読めばわかる。それがなぜ、いわゆるべらんめい口調へ変わったのか。
  諸説はあるが、当時の流行によるところが大きいと言われている。いまでもあるが、言葉を省略したり、ひっくり返したりといったことが盛んに行われていた。(きっと、当時の老年層は「言葉の乱れ」を嘆いていたに違いない。)

 例えば、「べらぼうめ」(大工が使うへら棒。なんのやくにも立たない)「あたぼうよ!」(あたりめえだあ、べらぼうめ!の略)など、、。
現在、我々が使っている言葉も、電話で「もしもし」(申し上げる、申し上げる)とか「ありがとう」(有難いことでございます)「さよなら」(左様ならば、これで)「こんにちは」(今日はお日柄もよく、、)などなど、、、。相手を「お前」と呼ぶのもおかしい。もともとは相手を手前(自分の手の前。いまでも、てめえ!というふうに残っている)と言い、自分をおん前、みまえ(相手の御前)と言った。

  いずれにしろ、これらの言葉は当時の口コミで広がっていったのであり、それが現在でも続行しているだけではないだろうか。言葉ひとつをとって若者の問題とするのはおかしい。
 むしろ、これからは新しい潮流を感じ取り、新たな造語をうけいれていく柔軟性が必要だと思われる。もちろん、個々に、気に入らない言葉使いや残しておきたい乙な言葉があるだろう。けれども、それらは口コミによってどんどん変わっていくものなのではないだろうか。そして新たな言葉を創り出していくのもまた、我々自身なのである。
 
List
  この記事は 8049 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_9576
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

「合同板」必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
新しい潮流1 社会捨象→不全捨象の充足基調(’70・’80年代)
新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
新しい潮流3 社会不全⇒認識欠乏の蓄積
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
新しい潮流5 実現派は仲間収束から社会収束へ
新しい潮流6 解脱仲間から認識仲間への逆転
仲間圧力と認識仲間
新しい潮流は、新しい人間関係を必要としている
市場社会の、カタワの「集団」
本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
関係パラダイムの逆転1
関係パラダイムの逆転2
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力
充足基調から探索基調への転換
'90年代の危機感と変革期待の行方
秩序収束と答え探索の綱引き
潮流2:戦後日本の意識潮流
潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
市場時代の共認非充足の代償充足⇒解脱(芸能)埋没
'70年〜現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束
現代〜近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す
大学生が授業に出るのはなんで?
「やりがい」に潜む社会的欠乏
カリスマ 〜自分たちが共認できる価値観への評価収束〜 
仲間収束 2:一人でできない子
「働きたいから働こう」という意識
快美欠乏に替わって、認識の統合が最高価値になった。
判断の土俵とは、人々の潜在思念が作り出した共認圧力の場
『必要か否か』が環境問題に対する基底的な答えになる
芸能か、認識形成か

『るいネット』は、50年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp