かつてテレビ番組にも学びの要素があったように思います。
例えばドラマであっても登場人物に自己をオーバラップし、成功や失敗を疑似体験する。あるいはそこに流れる時代の規範意識やアンチテーゼのフィードバック。ある意味、娯楽以上の価値を持っていたのかも知れません。
しかしながら、いまテレビ離れは加速している。
これは、テレビに限ったことではありませんが、社会全体が共有できる評価軸を持っていない事、迷走していることを暗示しているように感じます。
しかし、古いドラマのリバイバル放送が当時の視聴者だけでなく、現代の若い世代にも受け入れられています。
これは、その中に描かれる人物達が一つの評価軸を基に生きている姿にあるように思えます。 |
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