学者とマスコミはグルで頭脳支配
94469 「市民参加」も旧観念
 
小西康雄 ( 41 大阪 ) 05/07/14 AM05 【印刷用へ

近年、「市民感覚とのズレ」「無駄の排除」などの自治体に対する批判が、大阪市をはじめ全国で高まっている。
そして、どこも同じように、公聴会やNPO・市民団体との連携、いわゆる「市民参加」を掲げ、市民中心の行政運営をアピールするケースが益々増えてきている。

確かに、統合階級=官僚達が答えを出せないことは、社会が閉塞している原因のひとつだが、根本的には貧困の消滅→私権欠乏の衰弱によって、私権社会の様々な制度やシステムが機能不全を起こしたことこそが問題であるはずだ。

住民参加といっても、結局答えが無ければ、市民が意見(=不全)を出し合うか、市民運動に熱心なごく一部の人だけが熱心に参加する場にしかならないのではないか?
結局、肝心の社会の不全は捨象され、残り続ける。

>もともとこの社会(市場社会)は、近代思想(恋愛・自由・個人・人権etc)に導かれて成長してきた。その同じ思想に立脚して、体制を転換させることなど出来る訳がない。

「官僚主導から市民主導へ」という対立構造によって現在の社会閉塞の状況を捉えても、自由・自分・平等などの旧観念の延長上にしかない「市民参加」しか生み出すことはできないし、これでは現実を変える可能性も無ければ、何も解決には向かうこともないだろう。
 
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