恋愛って、何?結婚って、何?
94382 共認社会への移行の中で、若者達が動き始めている
 
村上祥典 ( 40歳代 島根 電気設計 ) 05/07/12 PM10 【印刷用へ
>しかし、豊かさが実現した現代日本は、もはや自我経済学の原理は成立しない。若い人たちを中心に、特に欲しい物はない、お金のためだけに働く気にはならない、特に出世したいと思わない、という人が既に多数派になっている。<78729

「お金のためだけに働く気にならない。」この気持ちは若者を中心としてどんどん増えています。
知り合いで、銀座でバーを開店した20代の若者がいます。
彼はもともと50代のお金第一の経営者のバーでバーテンダーとして働いていました。彼がバーテンダーになったのは、「お客さんに喜んでもらいたい。一日の疲れを自分がつくるカクテルで癒してほしい。」という役に立ちたいという気持ちからでした。しかし、お金第一の経営者の下では、「客をどんどん回転させ利益を上げること。客に高い酒を進めて利益を上げること。」を目標とされました。当然、そこでの利益は経営者の一人じめに近くなります。
そんな店では、お客もすぐにそのことに気づきます。彼もどんどん活力を失っていきました。

結局彼は、その店を辞め、自ら新しい店を借金をして開店しました。新しい店は自分が経営者のため「お客さんの役に立つための店」として開店しました。以前の店の常連客達は、彼を応援し新しい店の客へと移っていきました。その店では、彼は素直に「お客さんが喜んでくれたら嬉しい」を活力源として仕事をしています。そこに来る客達はそのことがすがすがしく、その姿に癒されて、通ってきます。また、そのような小さな店では、誰もが彼を中心として知り合いになります。さらに知り合いをその店に連れてきて、客の輪が広がっていきます。
なんでや露店と同じように、店が忙しいときは、みんなが手伝ったりすることもあります。この中には、みんなが店をつくっている。場を作っているという感覚があります。
この場での収束力は、共認充足とまでは行かないにしても、私権性のない彼との会話や安心感だったり、人繋がりと広がりの充足であったり、悩み欠乏の充足であったり、不全を共有する場であったりします。収束不全の社会の中で、残存する私権集団を超えて、居場所を求める欠乏があります。
お客達は、半分以上はその充足にお金を払っているといってもいいのかもしれません。

共認社会では、みんながどんな場を求めているのか?が問われるのだと思います。
みんなが場に求めるものは、「共認充足」です。どんな仕事であれ、共認充足をとらえた人達が収束力を作り、お金第一の市場社会の真っ直中で、共認充足第一で勝っていくのだと思います。


 
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自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
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2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
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7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
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