本能⇒共認機能⇒観念機能
94315 危機感と行動
 
小林有吾 ( 25 東京 会社員 ) 05/07/11 PM08 【印刷用へ
 <人類最古の農業がいつから始まったかという問題は措くとして、原始人が、温暖期ではなくて、農業がやりにくい寒冷期に農業を開始したことは興味深い。
 人間は保守的な動物だから、《できるからする》のではなくて、《しなければならないからする》というのが常なのだ。5402

 確かに、人類は保守的であると感じることが多々あります。もし、私がその時代に生きているとしたら、狩猟から農業へ移行するのは、非常に大きな危機感、つまりやらなければ死ぬ、という感覚がない限り行わないでしょう。明らかに、農業の方が大変ですから。やらなくても良いことは、出来るならやりたくない。というのが、人類の本質でもあるのではないでしょうか。
 現在、これらは、「まちづくり」と呼ばれているものに数多く見られます。NIMBY(NOT IN MY BACK YARD)という言葉がありますが、これは、いわゆる迷惑施設の建設にあたって、自分の地域には欲しい。しかし、自分のうちの近くは嫌だ。という感覚です。このような感覚は、誰しも持っていると思うのですが、人々はこのように傍観者となってしまう例が多いようです。
 現在の日本においては、かつてのように「やらなければ死ぬ」という感覚は、逆立ちしても感じることが出来ません。では、どのように「危機感」を創出するか。
それは、言い換えると、いかにして共通の課題を見つけて、それに向かっていくか。です。
これが重要になってきます。
例えば、地方都市。
ご存知のように、日々衰退していっています。なんとかしようと、少数の人が立ち上がります。しかし、なかなか広がらないのが現状です。ほとんどの人が傍観者。なぜならばそこの町が衰退しても自分は死なないから。
傍観者でないのは、大体が商売人です。

どうしたら「危機感」を持つようになるのか。現在における「共通」の「危機感」とは何か。これを見つけ得だすことが重要になります。これは、まさに、社会に対する不安感ではないでしょうか。子育て、老後などなど上げればきりがありません。
 このように、現代に共通の「危機感」を汲みとることで、いまいち停滞している「まちづくり」ももう少しうまくいきそうです。













 
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