次代の活力源は?
92973 社会に出るという意識が、新しい集団を形成していく。
 
永峰正規 ( 30代 香川 建築士 ) 05/06/19 PM02 【印刷用へ
>自由に選べる多種多様な「集団」に重合して属することが、まるで人間性の豊かさを保障してくれるかの様に思い込まされてきた。

私権社会は個人を基本にしている。
それ故に何かを成そうとする時には、その目的に応じた(利害関係の一致した)人物を集めて一時的な集団を形成するという手法がとられる。

多種多様な集団に重合して属することは、目的に応じた人脈を手に入れることであり、その人脈が多ければ多いほど一時的に形成することのできる集団の種類が増えるということであり、そのことが私権闘争を勝ち抜く武器にもなり、その人物の評価にも繋がったのだと思う。

しかし、私権闘争が相手を蹴落とすことを目的にしていることをあわせて考えれば、この一時的に形成された集団は、利害関係の一致する限られた目的には対応できても、複合的な目的、つまり統合的な目的に対してはまったく機能しない集団だといえる。

統合不全が最大の課題となった現在では、このような集団を形成することも、そこに属することも、何の解決にも繋がらない。

私益追求を第一とする集団に入るのではなく、集団を超えた統合課題を担いうる社会に出て、その地平から新たな集団を形成することが今求められていることなのだと思う。


 
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