否定脳(旧観念)からの脱却
92692 世界史の中では
 
長谷川文 ( 37 大阪 経理 ) 05/06/14 PM11 【印刷用へ

ユダヤ教を産み出したヘブライ人について、こんな世界史の講義録を見つけましたので紹介します。(リンク より引用)


>現実の展開としては、ヤハウェ神への信仰と十戒を持つようになったヘブライ人たちは、前10世紀に自分たちの国を建設します。ヘブライ王国です。場所は現在のイスラエルと同じところです。首都はイェルサレム。ここは、のちにイエスの活躍の舞台になりますし、イスラム教をつくったムハンマドが天に昇った場所とされていて、現在でもユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地です。
 ヘブライ王国は、ダヴィデ王、ソロモン王の時代に中継貿易で大いに栄えますが、そののち南北に分裂。北部に成立したのがイスラエル王国(前932〜前722)。南部にできたのがユダ王国(前932〜前586)。
 イスラエル王国はアッシリアにより征服され滅亡。
 ユダ王国はアッシリア時代は持ちこたえますが、アッシリア滅亡後にメソポタミアにできた新バビロニア王国に征服されました。<

>バビロン捕囚の中でヘブライ人たちは自分たちが惨めな生活を強いられている理由を考えます。そして自分たちの運命を合理化するわけね。こんな合理化です。
 「神は自分たちを選んでいるからわざわざ試練を与えてくれているんだ」と。
 なにしろ、ヘブライ人は神からその名を教えてもらってるんですから、特別なわけですよ。
他の民族は神から選ばれていないから試練すら与えられていない、はじめから神に見捨てられているんだ。こう考えた。
 「だから、最後の審判の日にはヘブライ人のみが救われるのだ」ここまで、行き着く。<

> 「何故、われわれヘブライ人はこんな目にあうのか」とかれらは考えた。ヤハウェ神を信仰していても御利益がなく、民族としてひどい目にあうのならそんな神様捨ててしまおう、という選択もあると思うのですが、かれらは逆の発想をする。
 「われわれはモーセ以来の戒律をちゃんと守って、ヤハウェ神のみに信仰をささげただろうか」と、深く反省してしまうのです。深く反省すれば、そりゃあキッチリと戒律守っていない人はいくらでもいるわけでね。まじめにヤハウェ神を信仰しなかったから、神はわれわれにこんな試練を与えたのだ、というふうに考えたようです。
 だから、苦難の中でヤハウェ神に対する信仰がいっそう強まり、民族としての団結心が強まった。<


確かに、負けて国がなくなってしまったという現実は直視するにはかなりつらいものだったのかも。宗教は国を超えるといわれるのも、自分たちの国は征服されてなくなってしまったというのが本当のところなような気がします。


 
List
  この記事は 20054 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_92692
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
93262 なるほど 匿名希望 05/06/24 PM01

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、50年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp