収束不全:やりたいことが見つからない
92123 「核家族家庭」は共認支配の最大の尖兵
 
阪本剛 HP ( 31 千葉 SE ) 05/06/05 PM03 【印刷用へ
> ただ、顕在意識だけが固定観念に収束する様に囲い込まれ、その欺瞞観念に囚われて相変わらずこの世は生存第一・私権第一で、そこ(生存圧力=私権圧力の場)で生きるしかないのだと、思い込まされているに過ぎない。だが、既に見てきた様に、生存第一→私権(性の自由と占有権)第一→市場第一→権利第一の支配共認では活力が衰弱するばかりであり、それどころかこのままでは間違いなく人類は滅亡する。
実現論4_4_06

 この支配共認を形成し、活力を衰弱させているのは、これまで、マスコミや学校といった統合階級だと考えてきたが、もっと巨大な領域があるのではないか?と最近思うようになった。
 
 それは、「核家族家庭」である。

 最近、露店で悩み相談をしていて、その後のクライアントの回復具合を見ていて気づいたのだが、悩み相談の後、回復する層と、回復しない層があり、その違いを分かつものの一つは、親との同居というファクターではないか、と感じている。

 学生であれ、フリーターであれ、親から経済的に自立していて一人暮らしをしている層は、答えを与えると、回復も早く、仕事場などでも活力をもって元気にやっている様子が伝わる。

 一方、親と同居している層は、相談の後では、スッキリした顔になったとしても、家に戻り、例えば翌週再び会ったときには、元の木阿弥で、相談前の暗い顔で活力も出ていない状態に戻っていることが多い。それどころか、答えを得たにも関わらず、回復しないのだから、ほとんど手のうちようのないことになることも稀ではない。

> 親以外は表層でやり過ごしてきたが故に、仕事や人間関係といった現実の圧力に耐え切れず(同一化できず)、活力が出ない=(対象のない)親の期待に応えられない自分を攻撃し、鬱やひきこもり、体調不良などの肉体不全で文字通り身動きできなくなる若者も増えています。(75324 「親の囲いが、対象を遮断し、活力を衰弱させる」辻さん)

 結局、家に戻って親と生活している間に、再びダメ観念や囲い込みに囚われてしまうのだと思う。
 マスコミや学校の教育の言っていることは捨象できても、親の言うことは捨象できないのだろう。しかし、どちらも言っている中身は旧観念。「核家族家庭」が共認支配の最大の尖兵になってしまっているのだ。

 ただ、その親を否定しても意味がない。おそらく、答えもなく、もがき、苦しんでいるのは、親も一緒だと思うからだ。

 「核家族家庭」という外界から遮断された狭い空間の中では、悩みも閉塞も再生産されてしまう。
 そして悩みつづける親子たちは増えていく。
 一刻も、新しい子育て空間の構築が急がれる、と思う。
 
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