チンパンジーの実態についてのビデオを見て、人類にも見られる「好き嫌い」のようなものが存在することを知り驚きました。
チンパンジーのメスがオスの誘いを断るケースについては、メスにのみに発情期が存在することに大きな要因があることを知っていました。しかし、その逆のケース、つまりオスがメスの誘いを断るケースに関しては、その場では原因がわかりませんでした。
交尾をするかしないかを選んでいるということは、とりも直さずチンパンジーが本能に付き従うだけの動物ではなく、相手の対象化を行うことのできる動物であることの実証になると思います。オスの役割規範、つまりメスの庇護というのは首雄に関して警察のような役割を果たしていましたが、2位以下のオスに関してはそのような行動は見受けられず、その強烈なまでの性的自我(ビデオによると不全を揚棄するために暴れまくり、その結果近くにいる自分の子供が巻き込まれ殺してしまうケースもあるらしい。)が露呈していました。
今回はオスの性的自我に関して記述しましたが、継続的にメスの性的自我についても調べていこうと思います。 |
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