次代の活力源は?
91358 性闘争本能と自我回路は似て非なるもの
 
内山竜太郎 ( 29 名瀬市 設計 ) 05/05/24 PM10 【印刷用へ
>しかし、真猿の段階では、性闘争⇒序列闘争は共認によって制御はされていますが、完全に封印された訳ではありません。それに、哺乳類→真猿の、とりわけ(年中発情するまでに進化した)チンパンジーの性闘争本能は強力です。しかも、この性闘争の本能回路は「自分以外は全て敵」とする回路なので、性闘争回路が他者否定と自己正当化を目的とする自我回路に直結し、両者は不可分に相乗収束してゆくことになります。(注:性闘争本能が自我を生み出した訳ではありません。自我は周りの規範共認や評価共認に対する否定を源泉として始めて生まれます。ただ、共認回路がその副産物として自我回路を生み出した以上、性闘争本能の回路は後から必然的に自我回路に収束してゆくことになるということです。)
>(2239)

本能の上にある共認回路から生まれた自我回路が、本能と結びつく。理論としては分かるのですが、実感として「自分以外は全て敵」とする回路である性闘争の本能回路と自我って混同しやすいのかなと思います。
しかし、自我から来る他者否定と自己正当化の意識が出てくることは本能ではない(つまり周りの評価を気にしているから)ことを明確にすることで、本能と自我の違いを説明できるのかなと思います。

>このように知能の発達(≒共認回路の発達)と自我回路、性回路の発達の因果関係が明らかに見て取れるが、同時に人類が本格的に知能や性回路を発達させえたのは、極限時代に本能が無効になり、集団を破壊する性闘争や自我回路をほぼ封印し、ひたすら共認機能だけを命綱にして生きてきたことによることも、忘れてはならない
>(83183)

また現在では、性闘争の本能と自我回路がすごく近い関係があるように思えますが、その過程として、他を差し置いて共認回路を十分に発達させてきた経緯があることが分かれば、本能と自我の違いはさらに明確になるのだと思います。
 
List
  この記事は 2239 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_91358
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、50年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp