夜這い婚の仕組みは、しっかりと規範化されていて、感心しました。
特に感心したのは、その時代の女の人たちの考え方です。
多数の男の人に求められる女はいい女であり(選ばれるということは、性的にだけでなく、人柄にこも認められているということ)、受け入れることで、相手を充足させ、さらにいい女になる。周りの男も自分の嫁にもっといい女になって欲しいから、他のひととも交わることをすすめる(独占力とかが存在しない)という、いい女、いい男していく仕組みだなと思いました。
また、性的なことをしっかり教育する姿勢が大事なんだなと思いました。現在は、ちゃんと教育する人がいないから、本来の性がいろんな方向に捻じ曲がってしまっているんだなと思いました。ちゃんと教育する構造があれば、みんな本来の性のよさ、大切さをもっと深いところで理解できると思います。 |
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