次代の活力源は?
89611 共認の原点から再構築
 
田中一成 ( 40台 兵庫 会社員 ) 05/04/26 PM10 【印刷用へ
>ただ、共認回路がその副産物として自我回路を生み出した以上、性闘争本能の回路は後から必然的に自我回路に収束してゆくことになるということです。(2239)

私権が衰弱し性闘争本能も衰弱した現在、旧世代の私達から今の若者達をみても思うとおり「自我」の強さは明らかに弱くなっていると感じます。その意味では共認原理に転換したこれからは「性闘争に起因する自我」はそんなに大きな収束力を持たないかもしれません。

>この自我回路が生み出すのは、全て「現実には与えられない期待や評価」の代替充足物であり、従って全てが実在しない幻想です。また「与えてくれない」相手や集団に対する他者否定と自己正当化の塊なので、共認の敵対者とも破壊者ともなる危険性を秘めており、言わば共認機能が生み出した鬼っ子です。(2239)

しかし共認機能の中に評価共認が不可欠である限り、自分(内向き)への評価欠乏が生起している場合はこの「現実には与えられない期待や評価」による自我が付きまとう可能性が高いと思います。特に私達旧世代はこの意識が強いと言えると思います。

ではその場合の評価において自我が生じる過程は何なのかを考えてみるとき、自分への評価欠乏の生起と同時に共認の根底にあたる不全共認(外圧や状況)の希薄さが考えられると思います。
この段階から本当の意味で共認・同化ができていないと、当然ながら各々課題共認・役割共認・評価共認の中味も異なってきます。また評価に対しても自分への評価となって自我が刺激されます。

一方自我を完全に封鎖するのは困難かもしれませんが、対象を自分からみんなに向けて同化し、期待を真っ当に受け止めて不全共認→課題共認を明確にできれば、少なくとも自我は抑止出来ると考えます。
なぜならそこには自分という観念が一切排除され自我で幻想に逃避するのではなく、評価に対してもみんなの期待に対してどう応えられたか、応えられてないならどうやっていったらいいかと真っ当に受け止めて可能性探索に転換できると思うからです。

共認充足と自我充足、どちらが活力が高まるかは明らかです。
私権真っ只中で生きてきた自我世代の自戒をこめて、自分という観念を捨ててみんなに同化し共認回路を太くしていく、共認の原点から再構築していく必要性を感じています。
 
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