学者とマスコミはグルで頭脳支配
87315 某環境運動団体の話
 
谷崎俊文 ( 29 京都 建築計画 ) 05/03/13 PM09 【印刷用へ
既存運動がより適応する方向へ社会を変えられないのは、そもそも社会を意識した活力源を今だ持ち得ていないからではないでしょうか?

今日、興味深い話を聞きました。某環境運動団体の話。活動の一環で会議があるそうですが、結論はいつも「環境税」に流れ着くそうです。お金のペナルティを課すことによって環境悪化を抑制する。一見正論に見えますが、これは、単にお金の流れ方が変わっただけで何も解決していません。本当に環境を良くしていきたいのであれば、まずは、豊かさ追求している社会構造そのものに目を向けていく必要があると思いますが、それは不可能視しているようです。

ではなぜ、社会構造に目を向け変えることを不可能視するのか(思考停止するのか)?

>もともとこの社会(市場社会)は、近代思想(恋愛・自由・個人・人権etc)に導かれて成長してきた。その同じ思想に立脚して、体制を転換させることなど出来る訳がない。にも拘らず、(新しい思想を構築しようとはしないで)「運動」を存続させようとすれば、身近で具体的な運動目標を結集軸にするしかなく、(もともとが体制と同じ思想に立脚しているので)身近な運動目標に埋没すればするほど体制に絡め取られて、体制の補完物になってゆく。つまり、各運動団体は、今や夫々に体制の部分部分の穴埋め補修の役割を担うことによってかろうじて存続しているだけなので、自分たちの運動を統合するネットワークさえ形成できないのである。これでは、全国民的な運動NWに発展してゆける訳がない。

社会を変えると言いながら、その実、自集団の実績(穴埋め補修の役割)が第一で、社会そのものに目を向けていないことがよくわかります。追求力の発端がせいぜい自集団の保守意識では、目先収束するしかなくなります。当然、ネットワーク化していくはずもない。活力源がどこにあるのか?自集団の利なのか?社会の利なのか?欺瞞ではなく社会を真に対象化しているからこそ「るいネット」は、社会構造にまで追求の目を向けることができるのだと思います。
 
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