>おそらく次代では(むしろ現在すでに)、『みんな不全』⇒『みんな期待』に応えることが、一番の活力源になる。
では、現在のみんな不全⇒みんな期待の中身は、何か?
それは、出口が見えないということであり、答えが欲しいということだろう。(44391)
例えば現在の少子化問題や幼児虐待問題にしても、その原因がみんなが子育てに活力を見出せず不全を抱えていることにあることは明白。しかし発信階級から出てくるのは、それに応えるどころか相変わらず若者の意識の問題とか親の問題というように旧観念発の否定視しか出てこない。出口が見えないまま不全はどんどんエスカレートしていっている。
一旦「子育ては父親と母親でやるもの」という旧観念を取り払って、「子育てはみんなでするもの」と置き換えればいいのではないか。現に昔は大家族で子育てしていたし、地域で子育てをしていた。そこでは「自分の子供」「他人の子供」という分け隔てなく「みんなの子供」として育ててきた。
活力が出ないのも不全を抱えているのもみんな同じ。みんな何とかしたいと思っている。そのみんなの期待(需要)があるから事業化できる。これは保育所ではない。(消費者として)預けるのではなく(供給者として)みんなで育てることを考えていけば可能性は十分あると思う。 |
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