サル社会を解明しよう
83736 種間闘争がサルを進化させた@
 
北村浩司 ( 壮年 滋賀 広報 ) 05/01/07 PM11 【印刷用へ
>現在見られる様な比較的安定した棲み分け分布を示す様になる前は、新たに登場した真猿他種(強種)との間で、激しい種間闘争が繰り拡げられたでしょう(1811四方氏)

現在ではチンパンジー等の大型種がその地域を制覇しているので、異種間闘争はあまり見られませんが、それでもその名残は垣間見られます。例えばチンパンジーがドリルを襲撃する等は現在でも時折見られる光景ですし、チンパンジーが自分より弱いアカゲザルの子供を奪い取って食料にするなどという、少々残酷とも思える姿が現在でも散見されます。その意味で制覇種の典型であるチンパンジーは極めて獰猛です。

実際真猿の進化史において、種間闘争は概略以下の過程で展開されたと考えられます。(現在の分布および現存種の体重からの推定)
まず真猿は進化するにつれて、概ね大型化の方向をたどります。これはおそらく種間闘争に対応するためと考えられます。(例外的に小型化することでニッチに進出する種も一部存在しますex.小型化したテナガザル)

@まず真猿は先行して尾長ザル系(10kg〜20kg)が登場しますが、後に登場したテナガザル系(霊長類系)の方が概ね大型です。従ってアフリカや赤道直下の豊かな森林地帯は概ねテナガザル系が制覇し、尾長ザル系はアメリカ大陸やアジア大陸各地にと追われ分散したと考えられます。
Aアフリカにはマンガベイ(15kg)ドリル(25kg〜30kg)等の比較大型種も残存しますがマンガベイは保護色を強めた適応路線を取ったと考えられます。
B残るドリル・ヒヒがおそらくテナガザル系(原チンパンジー)の最強の敵となったと考えられますが、これも両者の激戦の結果ドリル・ヒヒは熱帯森林を追われ、サバンナや岩場に地上適応していく結果となったのでしょう。(因みに現在のチンパンジーは50kg前後、この過程から原チンパンジーは15〜20kg位ではなかったかと推定されます)

 
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