>セクハラ行為か否かのポイントは「された本人が嫌な気持ちにな
ったかどうか」ということだそうです。だから、同じ事でもAさん
にすると「セクハラ!」と訴えられ、Bさんにすると「コミュニケー
ション」になる場合もあります(これこそが差別では!)。
例えば、セクハラの事例として、学校で先生が、性差で役割分担を
決めてしまうことや(掃除の分担でごみ捨ては男、女は窓拭き)、
会社で男が女性のみ「ちゃん」づけで呼ぶ、「女の子」という扱い
をする等。湯茶サービス・コピーなどの雑用、補助的な仕事は女性
担当とする。これらもセクハラです。
そうなんですよね。
直接「セクハラ」とはかけ離れるん(?)ですが、某都銀に勤める知人の話を思い出しました。
コーヒーの淹れ方云々に何かと注文をつける支店長の話です。
大企業においては随分と前から、食事室もしくは水屋のコーナーにコーヒーメーカーや自動販売機が設置してあるので基本的には個人で用意して飲む事になります。まあ、食事時は大勢の人が集まるので人数分を用意することはあっても、序列社会の臭いが残る銀行と言えども、「支店長の為に」と特別に用意する事などありません。
来客以外は全て個人でが鉄則。
第一、「お昼」は支店長も来客や外回りで一番忙しいはず。
なのにこれから店頭や外回りに出かける女子行員に「コーヒー淹れてくれるか。」の催促。次に「このコーヒーは薄い」とか「香りが無い」とか「苦い」とかぶつぶつ・・・。
何かにつけて公私混同気味なんだそうです。
先日も忘年会に出席しなかった知人は嫌味たっぷりお小言を頂戴したそうです。
専ら、女性社員の間では、
「居場所が無いんだよね。きっと。」
「何であの人が支店長でいられるのか不思議。」とのマイナス評価が囁かれているとか。
私、思うんですが・・・
みんなの為に闘っている事が誰の目にも分かり尊敬出来るような支店長あれば「淹れてくれるか?」の以前に「淹れましょうか?」と素直に美味しいコーヒーを淹れてあげよう!って思うし、それは何もサービスでするんじゃなく「ほっと一息ついてもらいたいなあ。」という自然な気持ちが「あげよう」に繋がる訳ですよ。。
我ながら「女って単純かも。」って思うんですが、闘っている逞しい男の人を見ると気持ち良いし、安心するし、そんなボスなら期待に応えようって思っちゃいます。
「男女同権」に振り回され、大きな忘れ物したんじゃないのかな?
互いの役割の尊重がまずは基本じゃないのかな?
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