以下は、中央アフリカザイールのバクツ族の男女関係です。
探検隊以外に白人の入っていないコンゴ奥地の大密林で狩猟。食料に乏しく、一日一回の食事で、主食はヤシ油・草木の根・蛆など。酷熱の日中は木陰で昼寝をし、日が傾くと男が狩りに出かけ、一日が始まる。夜は広場で男が叩く太鼓に合わせて女がダンスした後、乱交する。
女は生産面での大きな貢献に加え、子供を産む部族繁栄の源であり、いかに男を惹きつけて受胎率を高め、たくさんの子供を産むかが評価基準となる。婚姻は一夫多妻制で、酋長になると30人もの妻を持つが、大陰唇・小陰唇にまで傷をつける割礼と婚姻後につける20sの足輪によって性機能・性感覚が発達した女は、性的充足を求めることに積極的で、他部族の男に対しても、サルのプレゼンティングと同じ要領で、尻を相手の目の前に突き出して挑発する。
一日一回の食事、蛆を食うなど、極限人類に準ずるような厳しい自然圧力に晒されている部族です。従って、原始人類後期の婚姻制度を追求する上での参考になると思います。
>極限時代の集団規模が30人程度とすると、そのうち半数は幼児や子供として、首雄は8〜9人の女の相手をしなければならなくなり、チャネリングが可能とはいえセックスなしは考えられないので、大変ではないだろうか(何より首雄は闘争課題を一身に背負っている)。それにチャネリングの延長上で肉体接触に及ぶ男がいてもおかしくはない。もしそうなったとしても首雄は許しただろうし、女も拒まなかったのではないだろうか。エクスタシーは自分も相手も境界がなくなり溶け合う世界であり、チャネリング⇒精霊信仰が最先端の可能性だったので、セックスを首雄に限定する規範もあまり意味を持たなくなったように思う。77760
注目すべきは、バクツ族では全員婚と首雄集中婚が並存しているということです。酋長は30人もの妻を持つそうですが、酋長一人が30人もの女とセックスしているとは考えにくく、妻という名前はついていますが、彼女たちも全員婚に参加していたのではないかと思われます。 |
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