原始人類の婚姻様式と男女和合充足
77760 原始人類(後期)の全員婚
 
岡本誠 ( 51 兵庫 経営管理 ) 04/09/12 PM03 【印刷用へ
>強者選択の首雄集中婚(実際にセックスする)とチャネリングセックス(実際には交わらない)は、並行してたんじゃないのかな〜って思ってました。それなら、一番強い種を残しつつ、全員が性充足できるんじゃないかなって。(77709
>庇護意識(≒闘争意識)が強いオスがボスとして選ばれる。そして、ボスがチャネリングの中心になり、みんなで交歓していたのではないか。このとき他のオスも、その脇で能力に応じた役割を担い、性充足を得ていたと思う。(77730

まずチャネリング回路とは、観念原回路(=精霊信仰)を作った(つないだ)共認充足回路のように思われます。共認(解脱)収束と直立歩行訓練によって形成されたエンドルフィン・トランス回路と、女の極限的不全状況⇒依存⇒充足期待が相まって強力な快感機能=エンドルフィン・エクスタシー回路を発達させ、宇宙と一つに溶け合う感覚を獲得する。ここまで行って初めて恐ろしい自然に対して共認回路が作動し、100%肯定視できる対象=精霊を見たと思われます。

観念原回路(=精霊信仰)ができると、そこへ可能性収束するので、ますます共認回路(同化・応合)は強化され、いわゆるテレパシーや“気”と言われるものを感じるまで豊かなる。そして、男が何らかの性的な期待やイメージを発するだけで、女がその通りに反応して感じる、さらにある女の快感を別の女も同じように感じるチャネリングセックスが可能になる。

問題は、男たちが全員チャネリングだけではなく、肉体的接触があったかどうか。女たちの首雄収束力の強さと、男たちの集中婚規範(女を守ることと性は一体とする庇護規範)からすればチャネリングだけ、つまり首雄集中婚のままとなる。

しかし、極限時代の集団規模が30人程度とすると、そのうち半数は幼児や子供として、首雄は8〜9人の女の相手をしなければならなくなり、チャネリングが可能とはいえセックスなしは考えられないので、大変ではないだろうか(何より首雄は闘争課題を一身に背負っている)。それにチャネリングの延長上で肉体接触に及ぶ男がいてもおかしくはない。もしそうなったとしても首雄は許しただろうし、女も拒まなかったのではないだろうか。エクスタシーは自分も相手も境界がなくなり溶け合う世界であり、チャネリング⇒精霊信仰が最先端の可能性だったので、セックスを首雄に限定する規範もあまり意味を持たなくなったように思う。

従って、観念原回路を獲得して以降は、全員婚の可能性が高いのではないだろうか。そうなら採取時代の総偶婚はなんら不思議ではなくなり、次は交叉婚や勇士婚および遊牧部族の父系制への転換が問題となる。
 
List
  この記事は 77730 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_77760
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
日本婚姻史に学ぶ共同体のカタチ シリーズ2 A「溶け合う充足の先に見た精霊」 「共同体社会と人類婚姻史」 12/03/19 PM01
261567 【図解】精霊回路までにいたる極限時代 匿名希望 12/02/20 PM07
145858 観念が新しい婚姻形態を生み出した 谷崎俊文 07/02/25 PM11
144991 【図解】実現論 前史 チ.採取時代の婚姻様式 仲西大輔 07/02/15 PM01
131548 チャネリング回路獲得後の肉体セックスはボスの役割? 土山惣一郎 06/09/21 PM08
105328 人類が獲得してきた2段階の性収束 田野健 06/02/08 AM00
96366 可能性発=チャネリング回路が作動する 澤根和治 05/08/23 PM10
79724 アフリカバクツ族の男女関係〜集中婚と全員婚の並存 冨田彰男 04/10/23 AM00
78441 人類生存のカギは性充足にあった? 本田真吾 04/09/26 PM10
78253 若オス達の活力源は精霊との同化だったのでは 志水満 04/09/22 PM08
78120 これからの男女関係スタディ 原田昭雄 04/09/19 PM03
77824 最先端の可能性がチャネリング回路だったから全員婚 石川笑美 04/09/13 PM11

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

「合同板」必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
素人の社会活動19 素人と創造
素人の社会活動26 創造の資質
素人の社会活動28 現実を対象化する=思考する
素人の社会活動29 私権時代の歪んだ思考(主張・説得・議論)
素人の社会活動30 現実を対象化する思考=事実認識
素人の社会活動34 創造(=探求)のパラダイム転換
潜在思念発の大きな方向と大きな構成
因果関係と収束関係(実現関係)の矢印
原因→逆境(不全)⇒どうする?⇒可能性収束  
原基構造の不変部分と可変部分
「観念力を鍛えるには?」(1) 話し言葉と書き言葉の断層はどこから登場したのか?
「観念力を鍛えるには?」(2) 5000年前の文字登場以降、共認機能は衰弱している?
「観念力を鍛えるには?」(3) 「理解する」とはどういうことか?
「観念力を鍛えるには?」(4) 求道者と解釈者では思考の自在さが全く違う
詭弁を説明しようとするから難解になってゆく
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(2) 学習観念が役に立たないのはなぜか?
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実否定の自己欺瞞
社会運動の自己欺瞞
旧観念と新しい概念装置の決定的違い
「旧観念無用」という認識が生み出す気付きの深さ
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
『生命と場所』より…生命観
共生思想ということ
精霊の措定は手順律の逆転か?
「生物的な知」と「機械的な知」
「変性願望」批判
認識の創発性
認知と探索と統合
マイナス原因構造とプラス実現構造という両輪
未知の世界の知性?
シャーマニズムと幻覚回路
楢崎皐月氏のカタカムナ説(1) 宇宙から素粒子に至るまで、万象は共通構造(相似象)を示す

『るいネット』は、49年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp