新しい男女関係(→婚姻制)の模索
748 男の道、女の道
 
西知子 ( 26 京都 秘書 ) 01/03/03 AM02 【印刷用へ
>それを忘れてしまっている男に対し、女は不満を抱いているだけである。
>男が女に対して女の役割を論じるのではなく、男が男としてどうあるべきかを論じるべきなのではないだろうか。

確かに現代は、女より男の方が覇気もありません。
いい女よりはいい男の方が少ない(育ちにくい)社会状況でしょう。

では、女が太陽・菩薩を目指し男女の役割・性の追求を論じるように、男もそれについて論じていくことが必要なのでしょうか?

男が男足るには、闘争の場である集団を担い、その中で仲間や女を対象化することが必要になってきます。
しかし、「男としてどうあるべきか」を論ずる闘争の場=集団さえ、今の男の人にはありません。
そして、女が女としての充足を求めて男の自我=独占・囲い込みetcから脱出しようとしたのと同じ様に、男の人も、今まで剥奪されてきた“皆で闘争(生産)に向き合う場”を求め、自分個人の男としての役割確認にとどまらず、社会統合や集団再生に意識が向かうのも、ごく当然のようなことにも思えます。

一方で、男は(一面では)女を生きるエネルギー(存在の目的)としているにも拘らず頭では女や性を軽視したまま(「モノにする」「女にうつつを抜かすなんて」etc)、自ら進んで女の懐柔に嵌り、気が付けば男としての役割も忘れてしまっていたという致命的な過ちを犯しているという事実もあります。

であればやはり、その総括及び新たな男女関係への可能性収束は、男の人にとっても不可欠にはなってくるでしょう。

ただ私には、(少なくともここで)男の人が女についての役割を再確認しているのは、女にだけ役割を押し付けているのではなく、独占欲からしか女を見れなかった自分から、必死に普遍的なプラス視→肯定感へと転換しようとしているように見えます。

そしてそれは、自分を責める(=自我回路の存在を確認する)だけよりも相手を肯定する(=共認回路を発達させる)方が可能性転換しやすいという点でも、有効な方法ではあります。

可能性収束や性の領域に関しては女の方が一歩も二歩も先にいっており、滅亡の危機が迫り社会統合や集団再生の必要性が高まる今の段階において、性の領域(男女の役割)こそが滅亡回避の正道だと突きつけるのか、それとも全力で闘争課題に向かえるよう後押ししてゆくのか。
理論としては、もちろん「どちらも重要である」という答えにはなるでしょう。
ただ実践場面では、その都度、「どちらに比重を置く方が適切かor可能性が見えてくるか」という状況判断は、私もいつもけっこう迷う部分です。
そういった点では、掲示板は、普段男の人がなおざりにしがちな性の事を考えるいい機会=場なのかもしれません。
 
List
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_748
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
142859 「男」として、「女」として生きる。 三輪歩未 07/01/20 PM01
140486 男の本質 イマドキの男女事情!? 06/12/18 PM03
81018 2005年女共認を強化し、性を復活させる。 西田美和 04/11/18 PM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、50年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp