共認運動をどう実現してゆくか?
74262 いい女は最強の充足媒体
 
辻一洋 ( 38 北海道 企画 ) 04/06/30 PM11 【印刷用へ
先日、なんで屋露店に来た女性二人組は何を言っても楽しそう。ニコニコ充足。それだけで店主も周りも楽しくなる。

しかし、そこで店主をやる気にさせた最大の活力源は、彼女たちの答え期待の圧力だった。なんでに答え始めると、待ってましたと言わんばかりに真剣に聞き始める。こちらも彼女らの期待に応えて答えを紡ぎ、彼女らもリアルタイムで評価(反応)する。羅針盤でもある。

「閉塞ってどんなん?」
(ガタガタ現象の事例を詳しく話してってことだな)
「この間、新聞に載ってたでしょ、国の借金700兆…」

発する言葉も周りお客さんに同化し、疑問を代弁してくれる。一言でどんな答えを期待しているかが店主にも伝わる。阿吽の呼吸でどんどん共認充足は深まってゆく。
通行人も興味深げに覗き込んだり、時間がないのか名残惜しそうに立ち去る人もいた。

こちらも自然と(立ち見のお客さんも含め)彼女たちに、もっといい女になって(男たちに闘争期待を加えて)と期待をかける。
脇では弟子が必死でメモを取ったり、ぶつぶつと復唱して覚えようとしている。女たちは彼にも優しい眼差しで期待を加えている。
蒸し暑さも忘れさせるほど、充足感があふれた場になった。

思えば、'70年以降、女たちが社会進出し始めたのも、私権確保のためではなく、文字通り「社会」を統合しようとする男たちの傍で、闘争期待=答え期待を加え、共認充足を求め始めたからではないか。

共認充足を形成する媒体はいくつもある。人と人とがつながれば、それだけで共認空間になるとも言える。そこでの充足度は場を作る参加者の意識、活力に規定される。

なんで屋には男たちをやる気にさせる女がいる。その期待に押されて答えを出そうとする男がいる。だから、なんで屋は、他のどの媒体とも比較にならないほど魅力的なのだ。
 
List
  この記事は 73995 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_74262
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
255791 ☆追求場面で女が期待されていること☆ はーこ 11/08/20 PM08
235472 【☆日常生活での心づかい・期待がけ成果発表☆】をしていこう えみ☆ 10/07/31 PM09
220150 女性の闘争期待=答え期待の顕在化 Rivet16 09/11/20 PM06
220030 女性の「社会進出」とは?みんな既に社会の中にいる。 匿名希望 09/11/19 AM10
123072 闘争期待(答え期待)?? りこりこ 06/06/21 PM02
119017 お手伝いの初デモに立会いました☆ 嶺山志保 06/06/07 PM10
『女は充足存在』 「イマドキの男女事情!?」 05/05/31 AM00
女達の「意味のある話」 「開放空間「THE ROTEN」」 05/04/15 PM11
セックスレス⇒性の再生<3/5なんでや劇場> 「なんで屋<男塾>梅田」 05/03/10 PM06
74808 充足媒体と共認形成の場 関英治 04/07/12 PM06
74775 女性が社会進出した理由 大西敏博 04/07/11 AM03
74696 男も女も共に考える場を望んでいる 田中健太郎 04/07/09 PM10
74618 '70年以降、女は。 矢野聡子 04/07/08 AM02
74483 男のやる気は女次第 高梨俊寛 04/07/05 PM10
74440 充足媒体から活力媒体へ 神家佳秀 04/07/04 PM02
74432 平塚雷鳥と女性の解放 西村秀彦 04/07/04 AM03
74428 “充足媒体”は社会の根底を突き動かす! 佐藤祥司 04/07/04 AM00
74354 いい女になりたい 西知子 04/07/02 PM06
74308 看板娘が充足を広げる 川井孝浩 04/07/01 PM11
74305 充足媒体こそ、女の役割! 森本亜希子 04/07/01 PM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

「合同板」必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
「経済破局に至る基本構造」
銀行国有化しかない
金貸しの没落=私権原理の終焉
2008年、世界金融危機は何を意味するのか?
西欧近代:宮廷ユダヤが王族への借金をカタに近代国家システムを形成
日本銀行の通貨発行の仕組み
影に隠れて暴走してきた金貸しの支配が明るみになった
TPPをめぐる俗論を反証する@〜横行する数字のトリック、おかしな議論への反証
TPPをめぐる俗論を反証するA〜「国益VS農業保護」論は、国益に反する
国破れてTPP在り
忘れられた経済学者シルビオ・ゲゼル@
忘れられた経済学者シルビオ・ゲゼルA
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(2)カール・ポランニー
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(3)ミヒャエル・エンデ
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(5)エルンスト・フリードリッヒ・シューマッハー
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(7)サティシュ・クマールその2
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(8)ヴァンダナ・シヴァ
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(9)宇沢弘文
江戸時代の思想11 大衆支配のための既成観念を全的に否定し、新概念を創出しようとした安藤昌益
現状の経済システムに問題あり
作られた物欲
過剰消費のもう一つの理由
消費社会と受動社会がつくり出す、矛盾と危険性
国債残高
貨幣の問題をめぐってC
貨幣の問題をめぐってD
長期金利の上昇は本当に起こるのでしょうか?
市場「原理主義」の限界
市場は等価交換ではない、外部不経済を捨象している
等価交換など存在しない
消費の自由のいかがわしさ。
消費が変わる。消費を変える。
「所有価値」から「利用価値」への転換
市場社会は人間の欲望を飽くことなく増幅させるーーー金銭犯罪の五つの類型
フェアトレードは市場拡大の幻想取引ではないか?
自我経済学から共認経済学へ
「需要発から供給発へ」
諸外国の公共事業民営化はなぜ失敗したのか?

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp