これからの暮らしはどうなるの?
69404 年金の欺瞞、また…
 
蘆原健吾 ( 30代前半 大阪 出版 ) 04/03/25 AM00 【印刷用へ
去年の秋頃、TVを見ていてあっけにとられたことがあります。

女優の江角マキコ氏が出演する国民年金のコマーシャルでした。

NHKの“しゃべり場”風の雰囲気の中で、大勢の若者相手に江角マキコ氏が「国民年金がもらえなくなるかも、って言ったの誰!?」と詰め寄る。若者達がおののく表情。つづいて「将来、泣いてもいいわけ!?」と若者達を恫喝するシーンが繰り返し映し出されました。

まともに考えたら既に年金制度が破綻しているのは明らかで、だからこそ普通の人々はそんなものを見限ってお金を出さなくなっていたのだと思います(未納率は4割近くにも達するそうです。20代ではなんと5割強が未納)。

おそらくそれを問題視した社会保険庁が納付率UPに向けてのキャンペーンをはったのが、そのコマーシャルだったのでしょう。

その恫喝のCMをみて、ものすごい不快感を覚えるとともに、社会保険庁はこんなことまでするのか?と正直おどろきました。

ところが、そのCMに出演していた女優:江角マキコ氏本人が、実は十数年にもわたって保険料を納付していなかったことが先日判明したそうです。江角氏は、自分でもまったく信じていないことを啓発するキャンペーンに出演し、多くの人々を恫喝し欺きギャラをもらっていたわけです。おそらく、このような欺瞞がおおっぴらになったことで、ますます保険料の未納率は上昇するでしょう。

このキャンペーンには、テレビコマーシャルのほかにも、新聞や雑誌なども使用され、ポスターも約3万枚作成、市町村や社会保険事務所などや、山手線の中吊り広告にまで張り出されました。それにかかった費用は約6億2000万円だそうです。ちなみに、私達を騙すために企画されたこれらの広告料は全て、私達が払っている国民年金保険料で賄われています。

>国家ぐるみのねずみ講を先導する、詐欺という犯罪を犯している(67133 田中さん)

上の事例もマスコミや芸能人が、国家ぐるみの詐欺に荷担している。しかも、その情報を流すために私達が支払っている年金が遣われる。まさに田中さんのおっしゃる通り、これは「犯罪」だと思いました。
 
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