素人による創造
6028 素人の社会活動2 大衆は、中身は作れずとも、評価主権は行使し続けてきた
 
岡田淳三郎 ( 60代 大阪 経営 ) 01/07/16 PM04 【印刷用へ
☆社会関心は、観念を必要とする。
☆しかし、これまで大衆は、専ら流行やスター作りetc、(自ら中身を創り出せずに)評価主権のみを行使してきた。
☆仲間や集団や社会において、最も重要なのは評価共認。大衆は、中身は創れずとも、評価権は行使し続けてきた。
●規範と観念の衰弱に応じて、スターへの思い入れも衰弱し、スターが小粒化・消耗品化。(俳優→歌手は、自演=参加欠乏の昂まりか?)
●’70年以降、映画も歌も、スポーツも、お笑いも、全てがその吸引力を緩やかに衰弱させ続けてきた。今や時間潰しの対象。
●同時に、人々は中身(豊かさ追求という目的)を失うにつれて、それを補うかの様に技能的な中身作り(資格、英会話、料理)及びそのカリスマ作りに励んできた。
●そして、’00年、ほぼ完全に中身(私権)を失いor混濁させた大衆は、技能的な中身作りを超えて、遂に社会関心的な中身作りへと向かい始めた。
注:小泉フィーバー(特に熱烈ファン)とは、従来からの人気者作り=評価共認の対象の、この様な大転換である。
注:小泉フィーバーは、首相という最高権力をもって悪代官を懲らしめてくれるという期待。大衆の実現可能性の認知基準はスターより高い位置にある。これは、大衆が相変わらず評価するだけの主体(≒純粋な付和雷同)に留まっているとも云え、観念化活動への道は遠い。
☆しかし、社会的な中身作りが、仲間作りに続いて社会変革⇒社会関心の中身作りへ向かう時、観念(化)過程に入ってゆくのは必然。
☆その時に、支配観念からの脱却⇒その為の啓蒙・勧誘活動(実現論に共鳴する=観念を共有する仲間作り)が、最も重要な活動となる。
 
List
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_6028
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
227158 消費者と生産者が一体になる時代 岸良造 10/02/25 PM05
227136 変革ビジョンもなく変革を唱えるのは勝手な思い込みでしかない 今井勝行 10/02/25 AM00
227114 【図解】素人の社会活動2 大衆は、中身は作れずとも、評価主権は行使し続けてきた 坂本日出夫 10/02/24 PM06
227107 民主党政権誕生で国民の政治への関心の高まり(=観念化)が進み始めた? 星埜洋 10/02/24 PM04
6477 たとえば竜馬のように・・・ 東努 01/07/21 PM08
6440 支配観念から脱却する時の仲間ってどんな人? 佐々木健二 01/07/21 PM08
6436 大衆の注目は、 根木貴大 01/07/21 PM07
6370 インターネットを通じての仲間作り 吉原徹 01/07/19 PM08
6361 ネット社会を通じた社会変革への可能性 岡部達彦 01/07/19 PM08
6231 付和雷同と社会参加 山澤貴志 01/07/18 PM08
6157 素人でも出来る事 津久田博之 01/07/17 PM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、49年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp