「セクハラ」とか「嫌煙」とか、正直言って「ばかばかしい」って思ってたし、そんなこと言ってる人を冷めた目で見てた。
周りもみんなそんな感じで、ごくごく一部の人の言ってるおかしな発言なんて、大した問題だと思ってなかった。
でも知らないうちにそれが法律にまでなってて、強制力をもってしまった結果、みんなそれに怯えたり、それで一生を台無しにされてしまう人だっている。
根拠のない「○○権」って、権力による抑圧そのものだし、人に怯える状態って、共認動物である人間にとってものすごい不全だと思う。
虐待とか抑圧を受けた人が、その相手にじゃなく自分より弱いものに矛先を向けるように、「権利」の名において蔓延るファシズムが、より弱いものに向かう犯罪とかを生み出してるんじゃないかとも思った。
これだけたくさんの人が「マナー(やその背後にある「権利」)」を問題視してる理由が、今になってようやく分かってきた。 |
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