これからの暮らしはどうなるの?
50566 肉体を逆規定する旧パラダイムから脱する
 
蘆原健吾 ( 30代前半 大阪 出版 ) 03/02/26 AM03 【印刷用へ
旧観念が恐ろしいのは仮にその言葉を心酔していないにせよ、その言葉を使った途端に対象捨象・対象否定という思考ベクトルが刻印されることです。(北村さん)

肉体が適応するために観念が道具として使われる。これが、まともな頭の使い方です(2430)。

しかし、ある状況(例えば私権圧力)に対して過剰適応した頭(観念)は、外圧状況が変わっているにもかかわらず、そのままの行動を肉体に強いる。

一生懸命やってるのに、どうも満たされない。価値があると信じて努力しているのに、どうも虚しい。そういった肉体感覚は、「いいや、これが正しいんだ」という旧い観念や、「だってそれに対して声をあげている奴なんて周りにいないじゃないか」といった状況認識が頭に巣くっているだけで、塗り込められてしまう(無かったことにされてしまう)。

しかし、それらは完全に消すことなどできず、潜在思念に働きかけ不安や後ろめたさや罪悪感を生み出す。そうした肉体への抑圧が反転してしまうと、それは人々を攻撃的な異様な行動に駆り立てる。(2720 阪本さん や、今回の「イラクを破壊するのは正義のため」というアメリカのスタンスにも通じる)。

動物性タンパクが不足しているのに、「動物は殺生してはならない」からといって野菜ばかりを食いつづけている菜食主義者が、イライラして肉を食べている人々を非難する、みたいな感じである。

そういう倒錯的な行動をしていても、本人は自分は大儀に従っているのだと信じ込んでいるから始末が悪い。

べつに特別なことをすることをしなくてはならないわけではい。本能や共認機能の存在とその構造を理解して、それをもとに現実をまっとうに捉え、それに対応すればよい。

「そうしたいけど、そんなことは不可能だ」という不可能視の固定観念さえ捨てれば、それは簡単だと思う。
 
List
  この記事は 50276 への返信です。
この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_50566
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
50908 外圧をキャッチしてますか 吉村信子 03/03/03 PM07

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、50年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp