これからの暮らしはどうなるの?
41260 肥大集団に代わる新たな社会統合
 
小松由布樹 HP ( 37 岐阜 農業 ) 02/10/02 AM07 【印刷用へ
これまで我々は、身近な家庭や生産集団から国家に至るまで、単一集団の統合様式しか経験してこなかったのではないだろうか。議会制民主主義国家といえども、私権観念に貫かれた超肥大集団であり、私権時代とは、社会そのものが肥大集団と化していた時代なのだと思う。

私権観念が瓦解し、私権統合はもはや崩壊寸前となった今、人々は新たな可能性を求めて集団を離れ、集団の外の世界=社会を対象化し始めた。しかし、単一集団の統合様式しか知らなければ、集団の外で新たな集団を作って終わりである。再びその集団の統合課題に埋没し、当事者意識は流産していく。

新たな関係を求めたはずの、メル友もイベントもサークルも、現実逃避に貫かれている限り、当事者欠乏を満たすことは出来ず、そうである限りそれは古い関係と大して変わらない。(40913「古い人間関係は、影が薄くなるばかり」)


やはりこの当事者意識、或いは当事者欠乏の充足が、決定的に重要であることを再認識する。人々が本当の意味で集団を離れ構築していく社会は、当事者意識に貫かれた一人一人のネットワークによって、形成していくしかないのだと思う。

「新しい認識を巡る期待と応望の信頼関係」(40914岡田氏)を基盤にした、認識仲間のネットワーク。全く新しい社会統合の様式が見えてきた。
 
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