これからの暮らしはどうなるの?
41152 もう一度、新しい認識をもって外に出よう
 
宮川悠子 ( 25 鎌倉 広報 ) 02/10/01 AM01 【印刷用へ
実際、物心が付いて以来、小学校から延々と続いた学校時代を通して、何をやっててもどこか虚しさを感じてた。「っていうか、最近面白いことって、あった?」って確認し合う日常。余計な目隠しがあるその空間にいては何も見えないと確信して、行動範囲を広げて、ひとりで探索しようと、外に出はじめた。

何らかの集団や人を見つけては、視界が広がったように感じてた。一段階、本質に近づいたかもしれない場(古い集団から離脱した場)で、そこにいる人から新しい認識を手に入れようと喰らい付いていた。

そんなこんなで、いろいろサークルやイベントに顔出しては、先輩や学生運動していたおじさんやNPO職員さんやそこに集まる学生達と、社会の姿を追及しようとしてた。

刺激にはなったけど、誰も答えをもっていないことも分かった。ごまかしの言葉たちと断片的な現実と探索過程の実感とが入り混じった空間で、本質だけを見極めたいと渇望していた。そして、「みんなもそうでしょう?」と言いたかった。

それでも当時はまだそういうのって敬遠されてた気がする。探索途中の自分から出てくることばも、「何かおかしい」の粋を出ない、答えとは程遠いモノ。ぶつけても、「そうはいうけど、現実は・・・」というセリフを何度聞いたことか。「えっ、現実って、実はもっと単純なものじゃない!?」って歯がゆく思ってた。そこにいると全てがごまかされそうな気さえした。

だから、以前ならこの手の話題(社会認識)は避けられ続けていたのは実感してる。自分にしてみても、なんだか強制的な雰囲気をかもし出す社会派の意見や、不全をぶつけて通り一遍等に批判したり要求したりの記事にうんざりしてた。突っ込みを入れれば思考停止か自我のぶつけ合いにしか発展しないのだから、意見交換もその人間関係も続くわけが無い。

ところが、ここ最近、「敬遠」よりも「喰らいつく」人の割合が断然ふえた。もちろん旧来通り、否定や恐怖や逃げ腰な人達も多いけれど。うれしいことに、今なら「そう、実はそこを追求したかった」ってピンと来させ得る新しい認識と、それを紡ぐために集まる場を持ち合わせている。

今まで皆が求め続けていた新しい認識と、旧来の社会派の空転するだけな議論の違いって、探してる人は峻別できるんじゃないかと期待してます。だから、ごまかしは一切必要なくて、手っ取り早く、単刀直入に、当たり前のように話が伝わる。もっともっと鮮明で先鋭的な認識をぶつけて欲しい、と相手が感じているのが分かる。

期待されているのは、実感を交え、価値観を交えないで、ストレートに認識を語ること。

もう一度、今度は「社会探索してる仲間たち」を見つけに、外に出て行こうと思います。

 
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