企業を共同体化するには?
377154 花街はなぜ「一見さんお断り」なのか?
 
あおい ( 41 群馬 農業 ) 22/05/04 PM01 【印刷用へ
京都の花街から学ぶ

「一見さんお断り」の花街。そのシステムな中、長く続いて秘訣は何なのか?その中に、これからの商売の仕方のヒントが隠れているかもしれない。

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リンク)より引用
引用開始。

▼ 350年続く京都のお茶屋「長く続けていくことを考えると“一見さんお断り”が一番合理的」
京都花街のお茶屋さんと言えば「一見さんお断り」のルールでも有名で、普通の人からすると敷居が高く、閉鎖的で排他的な印象を受けがちなこの決まりは、顧客満足を極限まで高めるために最も適している方法として昔からずっと続いてきました。

これは初めてのお客の場合、どんなサービスが好みなのか分からないために顧客に100%満足してもらうことが保証できないということが関係しています。

反対に何回も来店している馴染み客であれば、料理の好き嫌いから芸舞妓さんの好みまで完璧に把握することができるので、わざわざ細かく要望を聞かなくても常にお客の期待に応えることができるのです。

お茶屋での支払い方法は、クレジットカード会社の存在しない江戸時代から1ヶ月~2ヶ月、長い時では半年先に請求を行うという長期の掛け払いで行われてきました。

なのでお茶屋へは財布を持って行く必要がなく、ステータスの象徴であるブラックカードもここでは何の役にも立たず、これはお茶屋で遊べるということ自体が、その人がちゃんと信用できる人物であるという信頼の証でもあるのです。

京都のお茶屋が今日まで続いてこれた理由は、市場規模は小さくても長期間コンスタントに取引が継続する顧客の要求を徹底的に満たしてゆく方針を取ったことにあります。

これがもし一見客を受け入れていたら、短期的には大きく業績を拡大することができても景気の変動や顧客の嗜好の変化に対応できずに衰退していたかもしれません。

株式会社では1年間ごとに毎年決算が行われるためどうしても短期的に利益を上げていくことが求めれられますが、京都の花街には目先の利益よりも長期的な存続を優先する目線が根付いていたからこそ今日まで続いてくることができたのです。

鴨長明が鴨川を見て「ゆく川の流れは絶えずして」と詠み、平家物語では「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」と語られているのを見ると、京都は移り行く時の流れに古くからずっと向き合い続けてきた街なのだと言えるでしょう。

時代が変わっても移り変わらないものは何なのかということを教えてくれるのが京都の街であり、多くの日本人や世界中からの観光客がこぞって京都に足を運ぶのは、心の何処かでいつもその答えを探しているからなのかもしれません。

引用ここまで

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