農村を活性化させる為には?
374322 農業を育て支援しているはずの農協が実は真逆だった
 
田野健 HP ( 61 兵庫 設計業 ) 22/01/26 PM09 【印刷用へ
農林水産庁OBで現在キャノングローバル研究所主幹の山下 一仁 氏の農協評は日本の農協がいかに特殊か、いかに農業主体ではないかを示している。これを単純に読むと農協の託された役割とは日本の農業をガタガタに破壊することではないだろうか?であるとしたら、農協を裏から操る黒幕の意図は日本の利用であり、日本の独立・自立の阻止である。日本支配をするには中枢である食と教育を破壊せよ!食を農協でガタガタにし、教育を日教組でガタガタにする。それは誰か?まだつかめていないがマッカーサーから始まるアメリカとも言えるしアメリカのバックで支配している金貸し勢力とも言える。

下記に記事から抜粋転載する。2015年の記事である。
農協改革を謳い文句にした安倍総理の失政で、農協は当時と今は殆ど変わっていない。リンク 
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■日本の農業は政治に翻弄されてきた。農業がその潜在能力をいかんなく発揮して発展することを、政策が妨げてきたのである。
農協は、農業資材を安く購入するために農家が作った組織のはずなのに、独占禁止法の適用を受けないという特権を利用して、アメリカの倍もする肥料、農薬、農業機械、飼料などの資材を農家に販売してきた。農業生産に必要な資材が高くなれば、コストが高くなるので、農産物価格も高くなる。農協が、日本農業の高コスト体質を作り上げてきた。
(中略)

■コストの高い非効率な米の兼業農家や高齢農家を滞留させ、米農業を衰退させたことが、さらなる農協の発展につながった。零細な米の兼業農家の農業所得は、極めて低い。しかし、その農外所得(兼業収入)は他の農家と比較にならないほど高い。しかも、米は農家戸数の7割を占め、他の農業に比べると、戸数も圧倒的に多い。したがって、全農家では、米の兼業農家の所得が、支配的な数値となってしまう。
さらに、兼業農家や高齢農家は農業から足を洗おうとしている人たちなので、農地を宅地に転用したいので高く売ってくれと言われると、喜んで売ってしまう。これは、銀行業務を行える農協経営には好都合だった。兼業収入や年金収入だけでなく、農地を転用して得た年間数兆円に及ぶ利益も、JA農協バンクに預金してくれた。

こうして、農協バンクの貯金残高は約90兆円まで拡大し、我が国第二を争うメガバンクとなっている。しかし、農業は衰退しているので、そのうち1〜2%しか農業には融資されない。農家でなくても、地域の人をだれにもなれる准組合員に勧誘することで、預金の3割を住宅ローンなどとして貸し出した。残りの7割は農林中金がウォールストリートで運用している。
銀行業務以外にも、農協保険事業の総資産は47.6兆円で、生命保険最大手の日本生命の51兆円と肩を並べる。農産物や生活物資の売り上げでも中堅の総合商社に匹敵する。米農業を弱体化し、脱農化することで、農協は発展した。
 
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