核家族が毒親を生み出す
365881 親和欠損よりひどいDV
 
匿名希望 21/04/03 PM08 【印刷用へ
幼き頃の親和欠損は核家族化、共働き世帯により増加する一方だが、そんな中でも暴力を経験した子は、大人になっても正常な精神状態には戻れない。

以下、引用

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恋愛にこれまで踏み込めなかったのは、幼い頃から母に暴力を振るう父を見て育ったトラウマからだ。両親は、有紗が小6のときに離婚。その後、母の実家で祖父母と共に暮らしてきた。祖父は実父とは正反対の性格で、何があっても声を荒げて祖母や母を叱責することがなく、その後は穏やかで平和な暮らしだった。

「祖父は、私が高校生のときに亡くなりました。そのときもメチャクチャ悲しかったけれど、私は10代でまだ若かったし、母や祖母がそばにいたから“寂しさ”とか“取り残される感”は、なかった。ただこの歳になると、60代や70代になった自分というか、老後の人生をどう生きるか考えるようになりますよね。急に心細くなったんです」

ただ婚活をスタートするに当たって、懸念していることもあった。父親が母に暴力を振るっていた姿は、今も脳裏から消えていない。自分は男性と向き合って、結婚に踏み切れるのか。 

「父は、ささいなことでキレる人でした。冷たいうどんが食べたかったのに温かいうどんを母が作ったとか、いつも夕食は7時からなのに母がもたもたしていて、それが7時半になってしまったとか、そんな低レベルでキレる。今考えれば、自分のストレスがたまっていたときに、母が小さなヘマをすると、そこが発火点になっていたんですよね。

キレるとまずは顔の形相が変わるんです。目が据わり、母に大声で罵詈雑言を浴びせながら向かっていく。父が母を殴っているとき、私はただただ怖くて体が固まり、その場から身動きが取れなくなっていました」

両親の離婚後は穏やかな暮らしが始まったのだが、そこからも大きな声を出す男性には恐怖を覚えたし、恋愛には苦手意識があったという。

「中学の頃、殴り合いのけんかをする乱暴な男子を見ると、体が固まりました。中高時代って、女子だけで集まると、『○○くんがカッコいい』とか、『誰々が誰々に告白した』とか恋愛話をすることも多くなるじゃないですか。でも、私は恋愛には踏み出せないでいました」

しかし、童顔でかわいらしい顔をしている有紗は、年頃になると、男性から声をかけられることも多くなった。

「大学時代、インカレで出会った人と、ちょっと彼氏彼女っぽい感じになりました。手をつないでキスまではしたけど、体の関係を求められたときに、もうそれ以上進めない気がして、私から連絡を取らなくなりました」

社会に出てからも、同じ会社や取引先の男性から食事に誘われると、出かけてはみるものの、デートの回数を重ね、男女の関係を求められるようになると、途端に気持ちが引いてしまった。

有紗のように、育ってきた過程で父親が母親に暴力を振るうのを目の当たりにしてきた女性は、なかなか踏み込んだ恋愛ができなくなっている。

一方で、“DV家庭で育った子どもは、DVになる。DVは、連鎖する”とは、よく言われることだ。

これに関しては、連鎖もあるし、そんな親を反面教師にする子どももいる。

仲人をしてきた経験則から言えることは、結婚相手を選ぶときに相手の収入、仕事、見た目など持ち合わせている条件に目が行きがちなのだが、それよりも大切なのは、おおらかで滅多なことでは怒らないパートナーを選ぶことだ。
 
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