脳回路と駆動物質
362202 意識が肉体にあるという感覚は左脳にあります では右脳はどう感じるか?−2
 
森羅万象 ( 知命 森 万象 ) 20/12/01 PM08 【印刷用へ
〜続きです〜

 私たちの右半球は、すべて現在のこの瞬間にかかわっています。まさに今ここです。私たちの右半球は、画像で考え、体の動きを通じて身体で学びます。情報は、エネルギーの形をとって、われわれのすべての感覚器官を通って、同時に流れ込んできます。 そしてそれは、この現在の瞬間がどのように見えるか、その巨大なコラージュとなって噴出します。さらに、この現在の瞬間が どのように匂うか、どんな味がするか、どのように感じているか、どんな音がするか。私は、右半球の意識を通じて、私を取り巻くすべてのエネルギーと繋がったエネルギー的存在です。私たちは、一つの人間家族のように、右半球の意識を通じて互いに繋がったエネルギー的存在です。そしてまさに、今ここで、私たちすべてはこの惑星上で兄弟姉妹であり、世界をより良い処にするためにここにいます。この瞬間、私たちは完全です。私たちは全体です。そして私たちは美しい。

 私たちの左半球は全く異なった場所です。
 左半球は直線的に系統的に考えます。左半球は過去を考え、未来を志向します。左半球は現在の瞬間の巨大なコラージュをもぎ取るように設計されています。そして細部を摘み取り始めます、そしてさらなる細部を、さらにもっと細部のさらなる細部を摘み取ります。そしてそれらすべての情報を分類し組織化します。私たちが学んだ過去のすべてと関係づけ、未来のすべての可能性に投げかけます。そして私たちの左半球は言葉で考えます。この絶え間ない脳の動きが、私と私の内的世界を、外なる世界に繋げます。
 それは小さな声で、このように私にいいます。
 「帰りにバナナを買っていかなきゃ、朝食べるのに」それは、いつ洗濯しなければならないかを私に思い出させる、あの計算する知性です。しかし多分もっとも重要なのは、私に「私は・・・私は・・・」と語りかけるあの小さな声です。そして左半球が「私は・・・」と語りかる瞬間に、私は分離されるのです。私は私の周りのエネルギーの流れから分離された一個の実体的個人になり、そしてあなた方からも分離されます。

 これが、脳卒中の朝、私が失った脳の部位です。』

“出典:「今月の言葉抄 2009年5月」より”

 つまり脳科学博士である、ジル・ボルト・テイラー女史が、ある朝突然の脳内の出血により、左脳の機能が完全に停止してしまったのです。
 つまり残る右脳での体験を語ってくれているわけです。
 その体験については次回という事になりますが、今回は、重要な左脳と右脳の違いについて、脳科学博士であるテイラー博士が説明してくれています。

 説明をよく読むと、つまり脳は二つの人格を持っているという事です。
 つまり私たちは、自身の中に二人の人格がいるという事です。

 そして右脳の人格は、全てを一つとして捉え、すべてつながっているエネルギーとして理解します。そして今この瞬間にすべてを感じようとするのです。
 この右脳では、すべての人は家族で、みんなつながっていて、一つであると認識します。みんなつながった一つのエネルギーとして捉えるのです。
 つまりは、すべてをつなげる愛を理解する脳だという事です。
 また並列処理装置のように働くというのは、すべて同時に処理するという事で、順番もなにも関係なしに、一度に捉えようとするわけです。
 そこに分離や因果関係も存在しません。すべてが同時だという事です。

 逆に左脳は直列処理装置のように働きます。つまりすべてを連続するものとして捉えるわけです。つまり因果関係は存在して、過去から未来へと直線的につながる時間感覚を持っています。
 つまり瞬間を意識するというより、過去や未来を常に意識してしまうという事です。そして全体を見る力は失われ、常に細部を分析するように働きます。またそれを分類して組織化します。
 さらに言葉で理解していきますが、常に「私」という事を意識して、脳内で語りかけてくるので、自分が外界から切り離された独立した存在だと意識させられるという事です。

 なるほど、私たちは、本来物理的にもつながっている一つのエネルギーだという事が、本当の現実なのですが、左脳はあくまでも、個人どうし、物質どうしがばらばらに存在しているように捉えるという事ですね。

 しかし、私たちの潜在能力を発揮するために、また私たちが未来へ可能性を広げるためには、右脳の認識や、潜在力を使う事が非常に大事になってくるのです。

〜引用終わり〜
 
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362619 必要なのは競争社会ではなく共生社会 左脳教育より右脳教育が大切です! 森羅万象 20/12/14 PM03

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