これからの暮らしはどうなるの?
357504 遊びの延長にプロレベルの仕事がある
 
匿名希望 20/06/08 PM07 【印刷用へ
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昔は、一定の訓練を受けた人たちのコミュニティーでしか共有されていなかった有益な情報が、インターネットの出現で情報がオープンとなり、誰でもアクセスできるようになった。

スマホによって、アクセスのハードルはさらに下がった。例えばプロフェッショナルになるための技術も、以前だったら専門の指導機関に通わなければ得られなかったものが、いまなら大抵、スマホを通して学ぶことができる。

独学でプロと同じスキルを、誰でも身につけられる。令和は、本格的な素人革命の時代だ。それにより修業時間の無駄が、あらためて示された。昔から僕は、ビジネスに修業時間とか準備期間は、まったく意味なし! と説いてきたが、スマホを利用した素人革命が起きたことで、より説得力は増したと思う。

YouTubeで鮨の握り方を学んだという職人の鮨を、食べたことがある。人気の高級店の鮨と、ほとんど遜色なく、十分美味しかった。僕が主宰している「ゼロ高等学院」に、寿司職人を目指している生徒がいて、彼もYouTubeで鮨の握り方を独学した。

その腕前はかなりのもので、ホリエモン祭などのイベントで握った鮨をお客さんに披露。2019年に、神戸・三宮で自分のお店をオープンさせた。史上初かもしれない、現役高校生のプロ寿司職人の誕生である。

プロの職人にとって大事なのは、お客さんにおいしく食べてもらい、喜んでもらうことのはずだ。修業を積んでスキルを学ぶ、それも否定はしないけれど、必要条件ではない。お客さんが求めているものは何か? 感動して帰ってもらうには、どうしたらいいのか? その問いに客観性をもって向き合っていれば、修業時間の確保が最優先ではないということが、当たり前にわかるだろう。

これは寿司職人に限った話ではない。ビジネスでも学習でも、やるべきことの本質をつかんでいれば、最適の方法で必要なレベルのスキルや情報を得る方法を模索するようになる。遠回りして、時間を費やすような選択はありえない。最短ルートで、最高の突破を果たすのが、素人革命の醍醐味だ。

それにはスマホが頼もしい存在となる。修業時間に、人生を奪われることはないのだ。スマホを使い尽くして、やりたいことを独学で学んでいこう!

近年、お金や技術や才能がなくても、遊びや趣味を活かして、プロになったり、プロと同じレベルの仕事をこなしている素人が増えてきた。

例えばフォトグラファー。iPhone 11のカメラ機能は驚異的だ。ひと昔前までは高画素のデジカメでなければ撮れなかった奥行き感のある写真を、素人が簡単に撮れる。写真の加工だって手軽にできる。スマホだけの撮影で、プロと同じほどの多額の収入を得ているInstagramerは数えきれない。

歌やダンスをスマホで撮影し、動画を公開したのがきっかけで、プロデビューした人も大勢いる。ここで面白いのは、必ずしもハイスキルである必要がないということだ。プロの水準から多少劣る技量であっても、「この個性が好き!」と感じる人がたくさんいれば、そこに需要が生まれるのである。

素人革命は、「素人ならではの魅力」が活きる場所があるという事実を、広く知らしめた。

このような環境にあって、必要なものは何か? もうわかるだろう。

アイデアを掛け合わせる思考力、そして実行力だ。素人革命を成し遂げたのは、自ら躊躇せずに動き出した人たちだ。勇気を持って自分から行動したことにより、チャンスを引き寄せて、見事に成果を手にした。
 
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