健康と食と医
355494 治療薬として有望なクロロキン等より「緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートのほうが新型コロナウイルスへの抗ウイルス作用がはるかに高い」ことが公開された論文で判明。そして思う日本人の日常食のすごさ
 
匿名希望 20/04/08 PM05 【印刷用へ
リンクより

今回の記事の内容を一言で書きますと、「緑茶は新型コロナウイルス対策にものすごくいいかもしれません」という内容です。もうそれだけです。

●2020年3月30日In Deep メルマガ号外「緑茶の効用」より

みなさま、こんにちは。相変わらず手を洗っていない岡です。今日、医学論文のリンクを見ていましたら、インドのエラ大学という医学系大学の研究者たちによる、「COVID-19の治療薬としての食物分子の同定」というタイトルの論文が公開されていました。この論文の目的は、「この世界中の健康危機を見て、SARS-CoV-2を標的とすることができる適切な薬剤候補を見つけることが私たちの目標だった」とありまして、新型コロナウイルスの治療約の候補として、何が、最も、その感染等を阻害するか(防止するか)ということについて、18の「食品分子」について調査したものです。

これは、ウイルスの「スパイクタンパク質」をターゲットにしたものでして、平たくいいますと、「食物に含まれている成分で何が新型コロナウイルスに最も有効か」というものを同定したものです。
論文は、以下リンクの URL にあります。
1 その成分は以下のようになっていました。論文には、すべての数値が書かれていますが、名称だけを書かせていただきます。

◆新型コロナウイルスに有効な成分(効果の高い順)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. エピガロカテキンガレート
2. クルクミン
3. アピゲニン
4. ベータグルカン
5. ミリセチン
6. ケルセチン
7. ピペリン
8. ゲニステイン
9. ジアゼイン
10. フェルラ酸
11. アリイン
12. リポ酸
13. レスベラトロール
14. グルコサミン
15. ジンゲロール
16. スルフォラフリン
17. アリシン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(ここまで)
 
「エピガロカテキンガレート」というのが、ダントツの一位ですが、
これだと何だかわからないと思われますので、
成分の後ろに「主にどんな食品に含まれているか」を加えます。
 
新型コロナウイルスに有効な成分(効果の高い順)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. エピガロカテキンガレート (緑茶)
2. クルクミン (ウコン)
3. アピゲニン (パセリ、セロリ、グァバ)
4. ベータグルカン (きのこ類、最も多いのは、ハナビラタケ)
5. ミリセチン (クルミ、ブドウ、ベリー類)
6. ケルセチン (たまねぎ、そば、りんご)
7. ピペリン (黒コショウ)
8. ゲニステイン (大豆)
9. ジアゼイン (大豆)
10. フェルラ酸 (コメ、大麦、小麦)
11. アリイン (ニンニク)
12. リポ酸 (牛・豚のレバー、腎臓、心臓)
13. レスベラトロール (ぶどう、赤ワイン)
14. グルコサミン (カニ、エビ)
15. ジンゲロール (生姜)
16. スルフォラフリン (ブロッコリー)
17. アリシン (ニンニク、玉ネギ)
(参考までに)
18. レムデシビル (抗ウイルス薬)
19. クロロキン (抗ウイルス薬)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(ここまで)
 
こうなるのでした。
新型コロナウイルスに対して、最も高い薬理活性を示したのは、「エピガロカテキンガレート」という緑茶の成分だったのです。それはもう破格の数値を示していまして、つまり、このメールは、「緑茶をたくさん飲みましょう」というメールだと思っていただいてよろしいです。最近、抗ウイルス薬などの、レムデシビルという薬や、クロロキンという薬が、新型コロナウイルスの治療薬として効果についてが報じられることがありますが、論文には以下のようにありました。

(論文より)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
EGCG(エピガロカテキンガレート)
の計算された活性は、両方の参照薬で
あるレンデシビルとクロロキンよりも
高いことが判明した。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(ここまで)

つまり、緑茶に含まれている、このエピガロカテキンガレートという物質は、「抗ウイルス薬より新型コロナウイルスに有効である可能性」があるのです。そして、重要なことは、「このエピガロカテキンガレートは、この世で緑茶にしか含まれていない」のです。紅茶にもウーロン茶にも含まれてはおらず、「緑茶だけ」なのです。カテキンそのものは、他のお茶類にも含まれますが、エピガロカテキンガレートは、緑茶だけにしか見出されていないのだそうです。ちなみに、緑茶のカテキンは、以下の化学構造の違いから、
以下の4つに分類されています。

1.エピガロカテキンガレート(EGCG)
2.エピガロカテキン(EGC)
3.エピカテキンガレート(ECG)
4.エピカテキン(EC)

すべて体にいいのだと思いますが、この中の「エピガロカテキンガレート」が、新型コロナウイルスに対して、特に良いようなのですね。エピガロカテキンガレートには、もともと、抗炎症作用など免疫抑制作用があるとされていましたが、今回の新型コロナウイルスに対しての研究でも、それが示されたと思われます。なお、エピガロカテキンガレートを最もよく抽出するには、80℃ほどのお湯でお茶をいれるのがいいようです。こちらのサイトにそう書かれてありました。まあしかし、先ほどの一覧を見ますと、緑茶以外にも、ウコン(ターメリック)、きのこ、たまねぎ、大豆、コメなどから、ニンニク、ブドウ、生姜など、一般的に体に良いと言われているものが多く、これらは、抗ウイルス作用も保持している食べ物のようです。
 
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