必要なら創り出せばよい、必要としているひとに分けて(教えて)あげればよい・・・
確かに『必要か否か』にモノサシが変化したら、「お金」は評価指標としてそぐわなくなってきます。
今まで、著作権やら意匠登録などの法律がなんでこんなにややこしいのか、と不思議に思っていましたが、その理由が明確になりました。
これらは本来「必要か否か」が問われるもので、そこでは「どれだけ多くの人が必要と認めたかの人数」こそが評価指標となるべきなのに、「お金」で評価しようとしていることのズレから生じているようです。
’70年に物的貧困を克服したことにより、物から認識へ人々が必要とするものが変化しはじめ、根底的には「お金」から「人数」への評価指標の変化がすでに始まっています。
コンピュータのOSであるリナックスも、マイクロソフトと利益を競うことではなく、ウィンドウズとどちらが多く使われるかで勝敗が決するのです。
仕事柄、利益という指標に意識がいきがちですが、「どれだけ多くの人が必要と認めているのか」この指標で見たら、新しい動きが鮮明に見えてきそうです。
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